特許
J-GLOBAL ID:200903012669240965

移動式クレーンの安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-105784
公開番号(公開出願番号):特開平5-278992
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 本発明は、移動式クレーンのアウトリガの張り出し位置を手動設定するにあたって、実際のアウトリガの張り出し位置よりも大きな張り出し位置を設定できないように自動的に制限するようにした移動式クレーンの安全装置を提供することを目的とする。【構成】 アウトリガの張り出し位置検出手段10が正常な時には、アウトリガの張り出し位置を張り出し位置検出手段10で検出したアウトリガの張り出し位置以下に制限されるように制限手段20で制限し、アウトリガの張り出し位置検出手段10が故障した時には、異常検出手段21と解除手段22でもって制限手段20による制限を解除して張り出し位置手動入力設定手段11からの手動設定でもって移動式クレーンの安全装置を機能させるもの。
請求項(抜粋):
側方へ張り出して接地可能なアウトリガを備えた車両上に旋回自在に旋回台を搭載し、この旋回台にブームを起伏自在に取り付けてなる移動式クレーンの安全装置、特に、前記アウトリガの張り出し位置を検出しアウトリガの張り出し位置に関する信号を出力する張り出し位置検出手段、前記ブームの旋回位置および起伏位置を検出しブーム姿勢に関する信号を出力するブーム姿勢検出手段、前記ブームに作用する負荷を検出するブーム負荷検出手段、前記張り出し位置検出手段とブーム姿勢検出手段からの信号に基づき、これら信号に対応するブーム姿勢およびアウトリガ張り出し位置の下でブームに作用可能な負荷の限界値を算出する限界値算出手段と、この限界値算出手段で算出した限界値とブーム負荷検出手段が検出した負荷を対比し、後者の値が前者に達すると作業限界信号を出力する比較手段を備えた演算部、および、演算部からの前記作業限界信号を受け取り前記ブームの関連動作を規制する規制手段、とからなる移動式クレーンの安全装置において、前記アウトリガの張り出し位置に関する信号を手動入力する張り出し位置手動入力設定手段を設け、この張り出し位置手動入力設定手段からのアウトリガの張り出し位置に関する信号と前記張り出し位置検出手段からのアウトリガの張り出し位置に関する信号のどちらか一方の信号を選択し、選択された信号を前記限界値算出手段に出力する選択手段と、張り出し位置手動入力設定手段から手動入力設定されるアウトリガの張り出し位置を張り出し位置検出手段で検出したアウトリガの張り出し位置以下に制限する制限手段と、前記張り出し位置検出手段からの信号が正常範囲以外になったことを検出する異常検出手段、および、この異常検出手段が異常を検出していない状態では前記制限手段を機能させ、異常検出手段が異常を検出したときには前記制限手段による制限を解除する解除手段を、前記演算部に備えたことを特徴とする移動式クレーンの安全装置。
IPC (2件):
B66C 23/78 ,  B66C 23/90
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-221090
  • 特開昭59-223693

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