特許
J-GLOBAL ID:200903012669874913
命令プリフェッチ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-250991
公開番号(公開出願番号):特開平6-103065
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 タスクの切り替えの際に命令プリフェッチによるオーバーヘッドが発生しない、またハードウェア負担の少ない命令プリフェッチ装置を提供する。【構成】 2系統の命令プリフェッチキューから構成され、現在実行中のタスク用の命令プリフェッチキューと次に実行するタスクの命令プリフェッチキューとして使用される。ポインタ4、9、10で命令プリフェッチキュー1、6への命令データ書き込みと読み出しを制御でき、2系統の命令プリフェッチキュー共用である。2系統の命令プリフェッチキューのうち、どちらの系統を使用して命令プリフェッチをするかは、命令キュー切り替え制御部12で制御される。タスク切り替え前に次実行タスクの命令プリフェッチが実行されるので、タスク切り替えタイミングでの命令プリフェッチ待ち状態によるオーバーヘッドが発生せず、またポインタが3本でハードウェア負担が少なくてすむ。
請求項(抜粋):
2系統の命令プリフェッチキューを備え、この2系統の命令プリフェッチキューを現在実行中のタスク用の命令プリフェッチキューと次に実行するタスク用の命令プリフェッチキューとして使用し、コンテキストスイッチの際に、現在実行中のタスク用の命令プリフェッチキューと次に実行するタスク用の命令プリフェッチキューの役割りを切り替え可能で、コンテキストが発生する度に例外なく前記役割りを変更する手段と、次に実行するタスク用に割り当てられた命令プリフェッチキューの1本のプリフェッチアドレスポインタにより前記次に実行するタスクの命令プリフェッチ動作を実行する手段と、現在実行中のタスク用に割り当てられた命令プリフェッチキューの1本の命令プリフェッチアドレスポインタにより前記現在実行中のタスクの命令プリフェッチ動作を実行する手段と、現在実行するタスク用に割り当てられた命令プリフェッチキューの1本の読み出しアドレスポインタにより現在実行するタスク用に割り当てられた命令プリフェッチキューから命令データを読み出す手段と、コンテキストスイッチの際に前記現在実行中のタスク用に割り当てられた命令プリフェッチキューの1本の命令プリフェッチアドレスポインタと前記現在実行するタスク用に割り当てられた命令プリフェッチキューの1本の読み出しアドレスポインタの2本のポインタの内容を前記次に実行するタスク用に割り当てられた命令プリフェッチキューの1本のプリフェッチアドレスポインタの内容に書き換えることを特徴とする命令プリフェッチ装置。
IPC (2件):
G06F 9/38 310
, G06F 9/46 340
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平1-273132
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特開昭61-122754
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特開平2-163828
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