特許
J-GLOBAL ID:200903012669962596

トルクコンバータのロックアップクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-138959
公開番号(公開出願番号):特開平8-334158
出願日: 1995年06月06日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 コイルばねと周辺部材との干渉を可及的に無くす。硬化処理を施す部材数を少なくして、製造コストを削減する。【構成】 コンバータカバーと摩擦係合するピストンプレート19と、タービンに結合されたホールドプレート20とを、コイルばね21によって回動方向で弾性的に連結する。ホールドプレート20に開口25と屈曲片26を形成し、開口25と屈曲片26でコイルばね21を保持する。ピストンプレート19に結合したドライブプレート23に、コイルばね21の端部を支持する複数の爪32を形成する。ホールドプレート20の屈曲片26,26相互間の長さを開口25の長さよりも短く設定する。ホールドプレート20にばね規制部27を形成する。コイルばね21に大きなトルクがかかると、コイルばね21はタービン側に湾曲し、その変位がばね規制部27によって規制される。
請求項(抜粋):
コンバータカバーの内側面と対向する位置に進退自在に配置され、制御油圧による前進時に前記コンバータカバーと摩擦係合する入力部材と、タービンに結合された出力部材と、前記入力部材に設けられたばね受容部と出力部材に設けられたばね受容部とにまたがって収容配置されて、入力部材と出力部材とを回動方向で弾性的に連結するコイルばねと、を備えたトルクコンバータのロックアップクラッチにおいて、前記入力部材と出力部材のうちの少なくともいずれか一方のばね受容部のばね支持部間の長さをコンバータカバー側とタービン側とで異ならせ、このコンバータカバー側とタービン側のうちのばね支持部間の長さが長い側のばね変位を規制するためのばね規制部を、入力部材または出力部材に設けたことを特徴とするトルクコンバータのロックアップクラッチ。

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