特許
J-GLOBAL ID:200903012680053573

光モジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-362025
公開番号(公開出願番号):特開平11-174282
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 レンズ圧入固定方式の光モジュールについて、球レンズの圧入性、球レンズの抱持力並びに位置決め精度、爪状突起の機械的強度の改善を図る。【解決手段】 光半導体素子と球レンズと樹脂ハウジングとを有する。球レンズを抱持する爪状突起24の内側形状は3種以上の曲面をつないで構成され、基部側の第1の曲面は球レンズの位置決め用のレンズ着座面30であってレンズ半径に一致する曲率の球面であり、中間部の第2の曲面は圧入時に球レンズに対して非接触の空間を形成する非接触面32であってレンズ半径よりも小さな曲率の球面からなり、第3の曲面は圧入口側のレンズ圧着面34であって球レンズを滑らかに導入するために前記第1及び第2の曲面とは曲面方向が逆の曲面からなる。爪状突起の外側形状は、基部側が外向きに拡がるように傾斜をもたせ、且つ外側周囲の座ぐりを深くし、各爪状突起の付け根部にアール(丸み)を設ける。
請求項(抜粋):
光半導体素子と、レンズと、それらを保持する樹脂ハウジングとを具備し、該樹脂ハウジングの内部には、光軸の周囲に、先端部が光半導体素子に向かって突出し且つ内周側に膨出した複数の爪状突起が一体的に成形されていて、爪状突起の内側にレンズを圧入することでレンズを抱持固定する光モジュールにおいて、組み込むレンズが球レンズであって、該球レンズを保持する爪状突起の内側形状は、曲率の異なる少なくとも3種の曲面をつないで構成され、基部側の第1の曲面は球レンズの位置決めのためのレンズ着座面であってレンズ半径に一致する曲率の球面であり、中間部の第2の曲面は圧入時に球レンズに対して非接触の空間を形成するための非接触面であってレンズ半径よりも小さな曲率の球面で構成され、先端側の第3の曲面は圧入口側のレンズ圧着面であって球レンズを滑らかに導入するために前記第1及び第2の曲面とは曲面方向が逆の曲面で構成され、更に各爪状突起の外側形状は、先端側よりも基部側が外向きに拡がるように傾斜をもたせ、且つ外側周囲の座ぐり深さをレンズ直径の5/8〜7/8とし、各爪状突起の付け根部にアールを設けることを特徴とする光モジュール。
IPC (2件):
G02B 6/42 ,  G02B 6/32
FI (2件):
G02B 6/42 ,  G02B 6/32

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