特許
J-GLOBAL ID:200903012682395706

予混合噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-051175
公開番号(公開出願番号):特開平7-260150
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 気化混合気が十分に濃い流域内で安定した燃焼を得ることができる。【構成】 ターボジェットエンジンの燃焼室(3)の燃焼領域(26)内に空気と燃料の混合気を供給するための予混合噴射装置(5)であって、予混合管(8)で取り囲まれた予混合領域(9)と、燃料を予混合領域(9)に送り込むための手段(6)と、圧縮空気を上記予混合領域(9)に導入し、それによって燃料を微小な粒子に分散させ、又、予混合領域(9)から排出される際に渦状の軸流を発生させるための手段(7)とを備え、予混合管(8)が、上流側に本来の予混合領域(9)を取り囲んでいる先細部分(20)を有し、下流側に中間領域(23)を確定している末広がり部分(21)を有すること、及び空気(22)を上記中間領域(23)に噴射することにより、その空気が中間領域(23)内で膨張している間、予混合領域(9)から出された流れの乱れ(9)を助長するための手段が設けられている。
請求項(抜粋):
予混合管(8)で囲まれた予混合領域(9)と、燃料を予混合領域(9)に送り込むための手段(6)と、圧縮空気を前記予混合領域(9)に導入し、それによって燃料を微細な粒子に分散させ、予混合領域(9)から排出されるときに渦状の軸流を生起するための手段(7)とを備えており、前記予混合管(8)が上流側に先細の部分(20)を有すると共に下流側に末広がりの部分(21)を有しており、先細部分が本来の予混合領域(9)を囲み、末広がり部分が中間領域(23)を画定し、この中間領域(23)内に末広がり部分(21)の壁に設けた手段によって空気(22)が噴射されて、前記中間領域(23)内でその空気が膨張している間、予混合領域(9)から出た流れの乱れ(9)を助長するところの、空気及び燃料の混合気をターボジェットエンジンにおける燃焼室(3)の燃焼領域(26)に供給するための予混合式噴射装置(5)であって、前記末広がり部分(21)が内壁(29)及び外壁(28)を有し、この二つの壁がそれらの間に切頭円錐形の空間(30)を取り囲んでおり、外壁(28)は前記切頭円錐形空間(30)中に冷却空気(32)を入れるための貫通孔(31)を備え、内壁(29)は衝突冷却され、又、冷却空気の排出流路(33)が末広がり部分(21)の下流端に設けられていることを特徴とする予混合噴射装置。
IPC (2件):
F23R 3/30 ,  F23R 3/12
引用特許:
審査官引用 (2件)

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