特許
J-GLOBAL ID:200903012690359212

電磁式燃料噴射弁の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-064533
公開番号(公開出願番号):特開2009-221879
出願日: 2008年03月13日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】環状端壁部が胴部より厚肉でコイルハウジング全体の磁気抵抗が少なく,弁体の開弁が高い電磁式燃料噴射弁の製造方法を提供する。【解決手段】コイルハウジング31を製造するに当たり,環状端壁部31bと略同厚の板素材W1を用意し,対向周面間の間隙t1 を環状端壁部31bの肉厚より狭く設定したダイ60及びパンチ61を使用して,板素材W1を絞り加工することにより,環状端壁部31bを含む底壁W2aと,この底壁W2aより薄肉の胴部31aとよりなるカップ体W2を成形する第1工程と,打ち抜き加工により,カップ体W2の底壁W2aにボス部31cの内径より小さい透孔W2bを形成する第2工程と,加熱処理により底壁W2aを軟化させる第3工程と,軟化した底壁W2aの透孔W2b周りに,環状端壁部31bを残してバーリング加工を施すことによりボス部31cを成形する第4工程とを順次実行する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
前端部に弁孔(7)及び,この弁孔(7)の内端に連なる弁座(8)を有する弁座部材(3)と,この弁座部材(3)の後端部に連設される磁性筒体(4)と,この磁性筒体(4)の後端部に非磁性カラー(6)を介して連設される固定コア(5)とで弁ハウジング(2)を構成し,弁座部材(3)には,弁座(8)と協働して弁孔(7)を開閉する弁体(16)を収容し,磁性筒体(4)には,弁体(16)に連結されていて固定コア(5)の前端に対向する可動コア(12)を収容し,固定コア(5)の外周に配設されるコイル組立体(28)を収容するコイルハウジング(31)を前記磁性筒体(4)の外周に嵌合固着してなり,コイルハウジング(31)を,コイル組立体(28)の外周を覆う胴部(31a)と,この胴部(31a)の前端から半径方向内向きに屈曲してコイル組立体(28)の一端面を覆う環状端壁部(31b)と,この環状端壁部(31b)の前端から前方に突出する円筒状のボス部(31c)とで構成し,前記環状端壁部(31b)及びボス部(31c)を前記磁性筒体(4)の外周面に嵌合,固着した電磁式燃料噴射弁の製造方法において, 前記コイルハウジング(31)を製造するに当たり,前記環状端壁部(31b)と略同厚の板素材(W1)を用意し,対向周面間の間隙(t1 )を前記環状端壁部(31b)の肉厚より狭く設定したダイ(60)及びパンチ(61)を使用して,前記板素材(W1)を絞り加工することにより,前記環状端壁部(31b)を含む底壁(W2a)と,この底壁(W2a)より薄肉の前記胴部(31a)とよりなるカップ体(W2)を成形する第1工程と,打ち抜き加工により,前記カップ体(W2)の底壁(W2a)中心部に前記ボス部(31c)の内径より小さい透孔(W2b)を形成する第2工程と,加熱処理により前記底壁(W2a)を軟化させる第3工程と,軟化した前記底壁(W2a)の前記透孔(W2b)周りに,前記環状端壁部(31b)を残してバーリング加工を施すことにより前記ボス部(31c)を成形する第4工程とを順次実行することを特徴とする,電磁式燃料噴射弁の製造方法。
IPC (1件):
F02M 51/06
FI (2件):
F02M51/06 U ,  F02M51/06 A
Fターム (10件):
3G066AB02 ,  3G066BA06 ,  3G066BA19 ,  3G066BA55 ,  3G066BA61 ,  3G066CC15 ,  3G066CC24 ,  3G066CE23 ,  3G066CE25 ,  3G066CE26
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電磁式燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-178780   出願人:株式会社ケーヒン

前のページに戻る