特許
J-GLOBAL ID:200903012691650441

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-162004
公開番号(公開出願番号):特開平9-015874
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【構成】 導電性支持体上に電荷発生層と電荷移動層の少なくとも2層からなる光導電層が積層された電子写真感光体であって、電荷移動層が結合剤樹脂として2価のフェノール系化合物を主鎖として用い、分子量調節剤として、一官能性カルボニル化合物を用いて製造されてなる末端変性ポリカーボネート樹脂を、1種又は複数種含有することを特徴とする電子写真感光体。【効果】 電子写真特性が良好で耐摩耗性、耐環境性に優れた電子写真感光体を提供することができる。また、本発明に用られる末端変性ポリカーボネート樹脂は、使用溶剤の選択範囲が広く、作成された感光体溶液が長期保存に耐えるので、生産性が高く、比較的コスト面で有利な電子写真感光体を提供することができる。
請求項(抜粋):
導電性支持体上に、電荷発生層と電荷移動層の少なくとも2層からなる光導電層が積層された電子写真感光体であって、電荷移動層が、結合剤樹脂として式(I):【化1】(式中、R1 は炭素数1〜4の非環式炭化水素基、炭素数5〜6の単環式飽和炭化水素基、炭素数6〜10の芳香族炭化水素基で置換された炭素数1〜3の飽和炭化水素基、又は単環式複素環基、Xは水素原子、炭素数1〜3の飽和炭化水素基、塩素原子又は臭素原子、nは1又は2)で示される2価のフェノール系化合物を主鎖として用い、分子量調節剤として、式(II):【化2】(式中、R2 は炭素数1〜17の非環式炭化水素基、炭素数5〜12の単環式炭化水素基、又は炭素数10〜14の縮合多環式炭化水素基、Yは塩素原子、臭素原子又は水酸基)で示される一官能性カルボニル化合物を用いて製造されてなる末端変性ポリカーボネート樹脂を、1種又は複数種含有することを特徴とする電子写真感光体。

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