特許
J-GLOBAL ID:200903012708017276

耐熱部材および耐熱部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-124607
公開番号(公開出願番号):特開平9-310168
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 高温雰囲気で長時間使用した場合において、MCrAlY合金層の減耗や損傷等に伴う金属基材の酸化や腐食等による劣化を抑制する。【解決手段】 Ni、CoおよびFeから選ばれる少なくとも 1種を主成分とする合金からなる金属基材1上に、MCrAlY合金層2(MはNi、CoおよびFeから選ばれる少なくとも 1種の元素)を被覆形成する。このMCrAlY合金層2上に平均厚さ 1〜50μm のセラミックス層3を設ける。セラミックス層3は、MCrAlY合金層2上に生成された主としてアルミナからなる第1のセラミックス層4と、この第1のセラミックス層4の生成時の酸素供給源となる、低酸素雰囲気下で酸素解離能を有する酸化物系セラミックス(ただし、アルミナを除く)からなる第2のセラミックス層5とから構成されている。
請求項(抜粋):
Ni、CoおよびFeから選ばれる少なくとも 1種を含む合金からなる金属基材と、前記金属基材上に被覆形成されたMCrAlY合金層(ただし、MはNi、CoおよびFeから選ばれる少なくとも 1種の元素を示す)と、前記MCrAlY合金層上に設けられた平均厚さ 1〜50μm のセラミックス層とを具備し、前記セラミックス層は前記MCrAlY合金層上に形成された主としてアルミナからなる第1のセラミックス層と、前記第1のセラミックス層上に存在する酸素解離能を有する酸化物系セラミックス(ただし、アルミナを除く)からなる第2のセラミックス層とを有することを特徴とする耐熱部材。
IPC (6件):
C23C 14/06 ,  C23C 4/06 ,  C23C 4/18 ,  C23C 14/08 ,  C23C 14/58 ,  C23C 28/00
FI (7件):
C23C 14/06 N ,  C23C 4/06 ,  C23C 4/18 ,  C23C 14/08 A ,  C23C 14/08 N ,  C23C 14/58 A ,  C23C 28/00 A
引用特許:
審査官引用 (11件)
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