特許
J-GLOBAL ID:200903012708899708

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264232
公開番号(公開出願番号):特開平8-125857
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【構成】 文字領域、写真領域、網点領域が存在するような原稿を走査して得られる画像信号を入力し、注目画素とその近傍の複数画素とからなる局所ブロックの画像データをブロックメモリ2に格納する。この局所ブロックの画像データから、文字領域、写真領域、網点領域の各領域の特性を表す第1および第2特徴パラメータP0 ・P1 の各特徴量を求め、これらを神経回路網を用いた判定回路9に入力して注目画素の領域識別を行い、識別結果に応じた空間フィルタリング処理を行う。3つ以上の特徴パラメータの各特徴量を求め、さらに多次元的な識別処理を行うこともできる。【効果】 複数の特徴パラメータの各特徴量を入力とする神経回路網用いて多次元的な識別処理を行うので、非常に高精度の画像識別が可能であり、各画素の特性に応じた最適な空間フィルタリング処理ができ、高画質化が達成できる。
請求項(抜粋):
原稿を走査して得られた画像信号に対して、各画素が文字領域、写真領域、または網点領域の何れの領域に存在するかを識別する識別処理を施し、この識別処理の結果に応じて各画素毎に空間フィルタリング処理を行う画像処理装置において、上記画像信号のある1つの画素データを注目画素として、該注目画素とその近傍の複数画素とからなる局所ブロックの画像データを格納するブロックメモリと、上記ブロックメモリに格納された局所ブロックの画像データから、文字領域、写真領域、網点領域の各領域の特性を表す複数の特徴パラメータの各特徴量を求める特徴量演算手段と、上記複数の特徴パラメータを軸とした多次元空間上で非線形な特性を含む境界線をひいて文字領域、写真領域、網点領域の各領域を選定し、上記複数の特徴パラメータの各特徴量を入力すればそれに応じた領域識別情報を出力するように予め学習されている神経回路網から構成され、上記特徴量演算手段によって求められた複数の特徴パラメータの各特徴量を入力として、上記ブロック内の注目画素が存在する領域の領域識別情報を出力する識別処理手段と、上記識別処理手段の出力に基づいて、上記注目画素に対して所定の空間フィルタリング処理を行うフィルタリング手段とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/40 ,  G06F 15/18 560 ,  G06T 5/20
FI (2件):
H04N 1/40 F ,  G06F 15/68 400 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-114560
  • 特開平3-088568
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-267227   出願人:オムロン株式会社
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