特許
J-GLOBAL ID:200903012711548436

並列接続インバータにおける電流バランス制御方法およびその方法を使用したインバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-295073
公開番号(公開出願番号):特開平6-153518
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】 リアクトルを介して並列接続された単位インバータの電流不平衡を抑制する。【構成】 各単位インバータに共通のPWM制御信号SPWMを発生するPWM信号発生回路、オフ時間の下限、上限値STdMIN,STdMAXを発生するオフ時間限度値発生回路、出力電流瞬時値の絶対値の不平衡量に応じて各単位インバータのオフ時間を演算するオフ時間信号発生回路、およびPWM制御信号とオフ時間信号とから各単位インバータへのゲートパルス信号を発生するゲートパルス信号発生回路を備えている。
請求項(抜粋):
正側アーム素子と負側アーム素子とからなる2レベル単位インバータを複数台、電圧源に並列に接続し、上記各単位インバータの出力側を上記各単位インバータ毎に設けられたリアクトルを介して並列に接続してなるインバータ装置の上記各単位インバータ間の電流バランスを制御する方法において、上記各単位インバータの出力電流瞬時値を検出して各出力電流の絶対値の大小を判別するとともに、上記正負両極アーム素子の転流時点で両極アーム素子を同時にオフさせるオフ時間に関し、上記絶対値が最小である単位インバータのオフ時間はその許容下限値に設定し、他の単位インバータのオフ時間は当該単位インバータの出力電流絶対値と上記絶対値最小の単位インバータの出力電流絶対値とが等しくなった時点で終了するようにしたことを特徴とする並列接続インバータにおける電流バランス制御方法。

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