特許
J-GLOBAL ID:200903012718704620

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191725
公開番号(公開出願番号):特開平9-042434
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 直接的に係合圧が制御される油圧式摩擦係合装置を解放させる変速途中において他の変速判断を実行する多重変速に起因する変速ショックの発生が抑制される車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【解決手段】 ブレーキB3を解放させることにより実行される2→1変速期間において、制御圧保持手段194により、前記B3コントロール弁92に対して供給される制御圧PSLU が予め設定された設定圧力値PSLUHに保持されるため、上記2→1変速期間において1→2変速を行う多重変速が実行されるとき、上記制御圧PSLU が設定圧力値PSLUHに予め保持されている結果、多重変速の実行に際してブレーキB3を再係合させるために再び制御圧PSLU をB3コントロール弁92に対して供給しようとするとき、リニヤソレノイド弁SLU の出力側の流量変化が小さく、所望の制御圧を発生させるまでのリニヤソレノイド弁SLU の応答遅れが大幅に短縮される。
請求項(抜粋):
所定のギヤ段を達成させるために係合させられるが、他のギヤ段を達成させるために解放させられる油圧式摩擦係合装置内の作動油圧を調圧する調圧弁と、該調圧弁を制御するための制御圧を出力する電磁弁とを備え、変速期間には前記油圧式摩擦係合装置内の作動油圧を該制御圧に応じた値に直接的に制御する形式の車両用自動変速機の変速制御装置であって、前記油圧式摩擦係合装置が解放される変速期間において、前記調圧弁に対して供給される制御圧の最低値を、その変化範囲の下限値よりも所定値大きく予め設定された設定圧力値に保持する制御圧保持手段を含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 63:12

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