特許
J-GLOBAL ID:200903012724505787

工作物円筒外径面の研削方法および研削装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 章吾 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358070
公開番号(公開出願番号):特開平10-193242
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 突起等を含む工作物円筒外径面において、非円筒部以外の加工域を、高い真円度、円筒度等をもって高精度に効率良く仕上げる研削技術を提供する。【解決手段】 回転駆動するカップ型砥石車1の平坦な円環状研削面1aに、ワークWの円筒面100を当接させながら、ワークWを円筒面100の円周方向へ回動させて、円筒面100における突起Wb以外の加工域全面に研削加工を施す。この場合、研削面1aと円筒面100の接触は、円筒面100の中心軸線に平行な線接触状態で、ワーク回動方向は砥石車1の回転方向と直交する方向にあり、かつワーク回動範囲は研削面1aの縁円輪郭が突起Wbと干渉しない範囲内にある。これにより、研削面1aがアーム部Wbに干渉することなく、円筒面加工域全面に均一な精密仕上げを施すことが可能となる。
請求項(抜粋):
一部に突起等の非円筒部を含む工作物の円筒外径面を研削加工する研削方法であって、平坦な円環状研削面を有するカップ型砥石車を回転駆動するとともに、この砥石車の円環状研削面に、前記工作物の円筒外径面を当接させながら工作物を円筒外径面の円周方向へ回動させて、前記円筒外径面における前記非円筒部以外の加工域に研削加工を施すようにし、前記研削面に対する前記円筒外径面の接触部は、この円筒外径面の中心軸線に平行する線接触状態にあるとともに、前記工作物の回動方向は前記研削面の回転方向と交差する方向にあり、かつその回動範囲は前記工作物の円筒外径面における前記非円筒部が前記砥石車と干渉しない範囲内にあることを特徴とする工作物円筒外径面の研削方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ロールの研削方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-260647   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭57-083354
  • 特開昭57-083354

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