特許
J-GLOBAL ID:200903012728784834

雑音除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-357249
公開番号(公開出願番号):特開2001-175299
出願日: 1999年12月16日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 電話機等の音声通信装置において、音声に混入した雑音を受話側で除去し、また音声子音に由来する雑音成分が消失する事が原因の異聴を改善し、また送信経路の帯域制限により消失した音声低域・高域を同時に復元できる雑音除去装置を提供することを目的とする。【解決手段】 受話信号の背景雑音・回線雑音と子音の雑音成分とを判別する。そして、子音区間では雑音を含む未処理の音声信号を重畳して出力し、それ以外の区間では自己相関波形の接続処理を加えて雑音を除去した電話帯域の音声信号を出力する。音声子音の雑音成分の消失を軽減し、音声明瞭度の高い雑音除去効果が得られる。更に、高域・低域側の拡張により、自然な印象の音声出力を行う事が出来る。
請求項(抜粋):
音声信号に重畳した雑音成分を除去する雑音除去装置であって、音声信号の自己相関処理等により非相関性の雑音成分を除去する雑音除去部と、入力信号の非音声/母音/子音区間を判定する音声区間判定部と、子音区間について元音声の雑音成分を振幅調整する子音雑音成分回復部と、生成信号を加算する信号加算部と、加算された信号を出力する音声出力部とからなり、雑音を除去すると同時に、音声子音の雑音成分を回復することを特徴とする雑音除去装置。
IPC (2件):
G10L 21/02 ,  H04M 1/00
FI (2件):
H04M 1/00 H ,  G10L 9/08 F
Fターム (3件):
5K027BB03 ,  5K027BB07 ,  5K027DD14

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