特許
J-GLOBAL ID:200903012738431387

生体適合性である表面改質した材料およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-512237
公開番号(公開出願番号):特表平8-505295
出願日: 1993年11月08日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】基質材料の表面を、微視的に滑らかな生体適合性表面をその上に発生させるように永久的に改質し得る。高周波プラズマで誘導される接合によって、重合体の生体適合性材料を基質材料の表面に共有結合で接合し得る。重合体の生体適合性材料は、好ましくは、基質材料と同じであるが、異なってもよい。接合の前に、不活性アルゴンガスを用いる高周波プラズマ反応器内で、エッチングによるなどして、基質表面の一部を初めに除去する。これに代えて、基質材料の表面を、基質材料のガラス遷移温度(Tg)の僅かに越えるまで該基質表面の温度を上昇させるのに充分な高周波プラズマに、微視的に滑らかな生体適合性表面を該基質材料上に形成するのに充分な時間付してもよい。本方法は、重合体の材料コア、および高周波プラズマ処理によって該重合体コアに共有結合で接合された重合体の生体適台性材料を有する、眼内レンズなどの、哺乳類に用いられる補綴物を製造するのに用い得る。
請求項(抜粋):
重合体の基質材料の表面を永久的に改質して、微視的に滑らかな、生体適合性表面をその上に形成する方法であって、重合体の生体適合性材料を該重合体の基質材料の表面に、高周波プラズマ処理によって共有結合で接合することを含み、該重合体の生体適合性材料は、該重合体の基質と実質的に同じ材料を含む方法。
IPC (4件):
A61L 27/00 ,  A61F 2/16 ,  A61L 33/00 ,  B05D 3/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第5080924号

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