特許

J-GLOBAL ID：200903012741851850

溶融炉の電極折損防止制御装置

発明者： 大野 武 ,  三輪 範博
出願人/特許権者： 東芝エフエーシステムエンジニアリング株式会社 ,  株式会社東芝
代理人 (1件)： 猪股 祥晃
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-042547
公開番号（公開出願番号）：特開平6-260281
出願日： 1993年03月03日
公開日（公表日）： 1994年09月16日
要約：

【要約】【目的】本発明は、溶融開始における電極下降時に電極の昇降速度制御を行って電極が溶融材料に衝突することを防止した溶融炉の電極折損防止制御装置を提供することにある。【構成】本発明の溶融炉の電極折損防止制御装置は、溶融炉と、前記溶融炉内の溶融材料の高さを測定するレベル計と、前記溶融炉内の溶融材料を溶融するためのアークを発生させる電極と、前記電極を昇降させる電極昇降装置と、前記電極の上端を検出する位置検出装置と、前記電極の重量を測定する重量検出装置とを備え、前記電極の重量測定値より求めた電極長と,前記溶融炉炉床から前記電極の上端位置までの距離と,前記溶融炉内の溶融材料の高さから前記電極先端と前記溶融材料表面の距離を算出して当該電極の昇降速度制御を行い、溶融開始における電極下降時に前記電極が前記溶融材料表面に衝突することを防止することが可能となったので、従来のように電極が折損することがなくなり、安心して操業することができる。

請求項（抜粋）：

溶融炉と、前記溶融炉内の溶融材料の高さを測定するレベル計と、前記溶融炉内の溶融材料を溶融するためのアークを発生させる電極と、前記電極を昇降させる電極昇降装置と、前記電極の上端を検出する位置検出装置と、前記電極の重量を測定する重量検出装置とを備え、前記電極の重量測定値より求めた電極長と,前記溶融炉炉床から前記電極の上端位置までの距離と,前記溶融炉内の溶融材料の高さから前記電極先端と前記溶融材料表面の距離を算出して当該電極の昇降速度制御を行い、溶融開始における電極下降時に前記電極が前記溶融材料表面に衝突することを防止したことを特徴とする溶融炉の電極折損防止制御装置。