特許
J-GLOBAL ID:200903012747539530
楽音合成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217965
公開番号(公開出願番号):特開平10-049171
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】所定のレートでフォルマントパラメータを与えて所望のフォルマントにしたがう楽音を合成する楽音合成装置において、有声音から無声音へ移行する場合など、音素と音素の切れ目をうまくつなげて、発生する音声が自然に聞こえるようにすることを目的とする。【解決手段】発音する音素の切り替えが有声音同士あるいは無声音同士で行なわれる場合は、同一の音源チャンネルを用いて、所定の時間間隔で与えられたフォルマントパラメータにしたがって楽音を生成出力し、発音する音素の切り替えが有声音同士あるいは無声音同士以外の場合は、前後の音素の関係によって短時間でフォルマントレベルを落としたい場合を認識し、内部に備えられているエンベロープ生成手段からサンプリング周期ごとに出力されるエンベロープ波形を用いて先行音素のフォルマントレベルを急速かつ滑らかに落とし、音源チャンネルを切り替えて後続音素を発音する。
請求項(抜粋):
サンプリング周期と比較すると遅い時間間隔で外部から与えられるフォルマントパラメータを入力し、該フォルマントパラメータにしたがうフォルマントを有する有声音波形および無声音波形をサンプリング周期で生成出力する有声音波形発生用および無声音波形発生用の複数の音源チャンネルを備えた楽音合成装置において、発音する音素の切り替えが有声音同士あるいは無声音同士で行なわれる場合は、同一の音源チャンネルを用いて、前記時間間隔で与えられたフォルマントパラメータにしたがって楽音を生成出力し、発音する音素の切り替えが有声音同士あるいは無声音同士以外の場合は、前後の音素の関係によって短時間でフォルマントレベルを落としたい場合を認識し、内部に備えられているエンベロープ生成手段からサンプリング周期ごとに出力されるエンベロープ波形を用いて先行音素のフォルマントレベルを落とし、音源チャンネルを切り替えて後続音素を発音することを特徴とする楽音合成装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開平4-251297
-
電子楽器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-219371
出願人:ヤマハ株式会社
前のページに戻る