特許
J-GLOBAL ID:200903012749445398

事故回線判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-026084
公開番号(公開出願番号):特開平6-225441
出願日: 1993年01月21日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 共架上位系統が存在する電力系統での事故発生に際し、事故発生後に事故形態が変化した場合、もしくは事故発生中に共架上位系統の状態が変化した場合でも正確に事故回線を判定できるようにする。【構成】 平行2回線で、自回線の逆相電流変化分を他回線の逆相電流変化分で除算する機能(ステップ61)と、この除算結果を事故発生後に比較判定する機能(ステップ71,81)を合わせて利用する事で、事故形態の変化を把握し、これに応じて、事故電流分のみを抽出して事故該当の回線を判定する。
請求項(抜粋):
零相循環電流が存在する電力系統で、系統事故が発生した場合に事故が発生した回線を判定する事故回線判定方法であって、自回線の逆相電流及び零相電流における現時点の大きさとこの現時点よりも前の時点の大きさを比較して零相電流の第1の変化分を演算し、系統事故が発生した時に、自回線の逆相電流に変化分が発生すれば、自回線逆相電流の変化分と隣回線逆相電流の変化分との除算を実行して現除算値を求め、この現除算値と前回に求めた除算値とを比較し、両者が等しいときは、上記零相電流の第1の変化分を用いて事故該当回線を判定し、両者が等しくなければ、系統事故前の零相電流と現時点の零相電流との大きさの比較から零相電流の第2の変化分を演算し、この零相電流の第2の変化分を用いて事故該当回線を判定するようにしたことを特徴とする事故回線判定方法。

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