特許
J-GLOBAL ID:200903012751264120

熱間粗圧延における板幅制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178583
公開番号(公開出願番号):特開平6-023417
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 熱間粗圧延中の帯鋼の先後端板幅精度の向上。【構成】 帯鋼の圧延条件を基に帯鋼の粗サイジングミル先後端油柱制御量をファジーコントローラを用いて決定する予測手段,ファジー制御手段及びショートストローク制御手段,粗リバースミル出側での幅実績値を用いて予測手段のモデルパラメータをオンライン適応修正する認識手段及び適応修正手段を保有するプロセスコンピュータ3、粗サイジングエッジャー開度を修正する油柱制御装置4、粗リバースミル出側の帯鋼幅をオンライン測定する幅計検出部1、及び、幅計制御盤2を備えている。【効果】 粗圧延工程出側での帯鋼先後端板幅精度を飛躍的に向上させることができる。
請求項(抜粋):
エッジャ-ル-ルを駆動する高応答油圧制御装置を有する熱延粗サイジングミル圧延機で圧延される帯鋼の材質,寸法形状等を認識するプロセスコンピューター及びプロセス入出力装置からなる帯鋼幅圧下手段と、幅圧延される帯鋼の先後端幅落量を最小にするために噛込み時と噛放し時にエッジャー開度を油圧シリンダで開方向へ修正するパターンを作成するショートストローク制御手段と、前記ショートストローク制御を高精度に実施するための定長測定を可能とするパルス発生機構及び検出機構からなる定長トラッキング手段と、帯鋼形状,幅圧下量や水平圧下量などの圧延方法,帯鋼材質等の圧延条件の線形結合式を用いて、粗リバースミル出側の帯鋼先後端幅落量を0にすべくショートストローク制御量をモデル式群で計算する予測手段と、ファジールールを用いて上記モデル式それぞれの重みを決定し、重み付き移動平均法によって最終的なショートストロークパターン(制御量)を決定するファジー制御手段と、粗リバースミル出側に設置され搬送される帯鋼の幅を光を用いて測定し、幅偏差信号を出力する幅測定手段と、前記測定手段で得られた幅信号をもとに先後端幅落ち量およびコブ量を決定する認識手段と、その認識手段によって得られた実績先後端幅落ち量を用いて前記モデル式の線形パラメータを複数忘却係数・重み付き逐次形最小二乗フイルターで逐次オンラインで適応修正していく適応修正手段と、を備えた熱延粗圧延における板幅制御装置。
IPC (3件):
B21B 37/00 122 ,  B21B 37/00 BBM ,  G05B 13/02

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