特許
J-GLOBAL ID:200903012753213523

焦点調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296363
公開番号(公開出願番号):特開平5-107455
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】露光以前に追尾していた移動被写体を露光後も正確に補捉し、撮影レンズを追尾駆動する焦点調節装置を提供する。【構成】露光後の初回の焦点検出時点における露光前に追尾していた移動被写体に対する予測デフォーカス量を算出し、同時点に複数の焦点検出領域で検出された複数のデフォーカス量の中の、予測デフォーカス量に最も近いデフォーカス量と露光前に検出されたその移動被写体の像面移動速度とに基づいて、移動被写体に対して撮影レンズを遅れなく追尾させるための追尾駆動量を演算し、撮影レンズを駆動する構成とし、露光前後で同一の被写体を正確に補捉する。
請求項(抜粋):
撮影画面内に複数の焦点検出領域を有し、各焦点検出領域ごとに撮影レンズの焦点調節状態を示すデフォーカス量を繰り返し検出する焦点検出手段と、少なくとも前記焦点検出手段で検出された現在および過去のデフォーカス量に基づいて、被写体の静止または移動を判定する静止移動判定手段と、少なくとも前記焦点検出手段で検出された現在および過去のデフォーカス量に基づいて、前記撮影レンズによって結像される被写体像面の移動速度を算出する像面移動速度算出手段と、前記静止移動判定手段で前記被写体の移動が判定されると、前記焦点検出手段で検出された複数のデフォーカス量の中の最小のデフォーカス量と、前記像面移動速度算出手段で算出された前記像面移動速度とに基づいて、前記移動被写体に対して前記撮影レンズを遅れなく追尾させるための追尾駆動量を演算する追尾駆動量演算手段と、シャッターがレリーズされると、露光時に前記撮影レンズが前記移動被写体に合焦するように前記追尾駆動量演算手段で演算された前記追尾駆動量を補正する補正手段と、前記追尾駆動量演算手段で演算された前記追尾駆動量または前記補正手段で補正された前記追尾駆動量に従って、前記撮影レンズを駆動する駆動手段を備えた焦点調節装置において、前記像面移動速度算出手段で算出された前記移動被写体の像面移動速度に基づいて、露光後の初回の焦点検出時の前記移動被写体に対する前記撮影レンズの予測デフォーカス量を算出する予測デフォーカス量算出手段を備え、前記追尾駆動量演算手段は、露光後の初回の焦点検出時だけは、前記焦点検出手段で検出された複数のデフォーカス量の中の、前記予測デフォーカス量算出手段で算出された前記予測デフォーカス量に最も近いデフォーカス量と、前記像面移動速度算出手段で算出された前記像面移動速度とに基づいて、前記移動被写体に対して前記撮影レンズを遅れなく追尾させるための追尾駆動量を演算することを特徴とする焦点調節装置。
IPC (2件):
G02B 7/28 ,  H04N 5/232
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-269918
  • 特開平4-217237
  • 特開平3-256015
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