特許
J-GLOBAL ID:200903012755698940

画像処理方法並びに画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-091814
公開番号(公開出願番号):特開2004-302581
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】入力濃淡画像中に濃度勾配のない平坦な部分が存在しても濃度勾配方向画像を用いて正確なパターンマッチングを可能とする。【解決手段】濃度勾配方向画像作成手段3により入力濃淡画像から濃度勾配方向画像を作成する過程で、濃度勾配強度|G|がゼロとなる注目画素を特異画素として記憶しておく。判定手段5においては、濃度勾配方向画像とテンプレートとの相関値演算の過程で特異画素を相関値演算の対象から除外する。例えば、人物Hの頬や額のように濃度勾配のない平坦な部分の画素が特異画素として相関値演算の対象から除外される。このため、入力濃淡画像中に濃度勾配のない平坦な部分が存在しても、従来例のように0などの誤ってしまう値が出力されたり処理が停止するようなことがなく、濃度勾配方向画像を用いて正確なパターンマッチングが行える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
予め判定対象となる対象物を含む濃度勾配方向画像を得て該濃度勾配方向画像から前記対象物の特徴を抽出して作成したテンプレートを保持しておき、判定用の入力濃淡画像を得て該入力濃淡画像から濃度勾配方向画像を作成し、該濃度勾配方向画像と前記テンプレートとの相関値演算を行い、この演算結果から入力濃淡画像中における前記対象物の存否を判定する画像処理方法において、入力濃淡画像から濃度勾配方向画像を作成する過程で、入力濃淡画像中の任意の注目画素とその周囲の1乃至複数の画素に微分フィルタを適用して直交座標系のx方向及びy方向における微分値をそれぞれ求め、前記x方向及びy方向の微分値が何れも略ゼロとなる注目画素を特異画素として記憶しておき、前記濃度勾配方向画像と前記テンプレートとの相関値演算の過程で前記特異画素を相関値演算の対象から除外することを特徴とする画像処理方法。
IPC (2件):
G06T7/00 ,  G06T1/00
FI (2件):
G06T7/00 300D ,  G06T1/00 340A
Fターム (20件):
5B057BA02 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057DA11 ,  5B057DB02 ,  5B057DC16 ,  5B057DC22 ,  5B057DC34 ,  5L096BA18 ,  5L096CA02 ,  5L096FA06 ,  5L096FA09 ,  5L096FA34 ,  5L096GA04 ,  5L096GA11 ,  5L096GA12 ,  5L096GA55 ,  5L096HA07 ,  5L096JA03 ,  5L096JA09
引用特許:
審査官引用 (4件)
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