特許
J-GLOBAL ID:200903012762755061

ギヤードモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐竹 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-208621
公開番号(公開出願番号):特開平5-038094
出願日: 1991年07月24日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 復帰力を有する負荷を駆動する為のギヤードモータにおいて、簡素な構成によって、負荷の過駆動による破損の防止、負荷の駆動状態での保持、使用者の意による負荷の復帰を可能とする機能を持つことが出来るようにする。【構成】 モータと出力部材を繋ぐ伝動機構中に介設されたクラッチは、同一軸線上に並設された主動部材及び従動部材と、それらの両者に跨るコイルばねとから成る。コイルばねと両部材の一体化によりモータの回動が出力部材に伝わる。コイルばねと主動部材との間でのスリップによって、負荷の過駆動が防止されると共にその状態での負荷の保持が行われる。コイルばねと従動部材との別離により負荷の復帰が行われる。
請求項(抜粋):
モータと、復帰力を持った負荷を駆動する為の出力部材と、それらの間に介設した伝動機構とから成り、上記伝動機構は中間にクラッチを備えているギヤードモータにおいて、上記クラッチは、同一軸線上に夫々回動自在に並設した夫々丸棒状の主動部材及び従動部材と、それら両者に跨った状態で且つ両者に対し相対回動自在に周設したコイルばねとから成ると共に、上記主動部材は上記伝動機構におけるモータ側に連ねる一方、上記従動部材は出力部材側に連ねてあり、上記コイルばねは、その巻方向を従動部材側の端に対し主動部材側の端が上記モータによる主動部材の回動方向と同方向に回された場合にコイルばねが減径する向きにしてあると共に、上記主動部材の外周側に位置する部分の内周面を主動部材の外周面に弾力的に接触させてあり、さらに、上記コイルばねにおける主動部材側の端は上記主動部材に対し相対回動自在に設けた第1の遊転部材に止着し、且つ該遊転部材には上記出力部材が作動位置に至ったときにその遊転を係止する為の係止機構を連繋させ、一方、上記コイルばねにおける従動部材側の端は上記従動部材に対し相対回動自在に設けた第2の遊転部材に止着し、且つ該遊転部材には、上記モータの回動時に該遊転部材に対し、上記コイルばねにおいて従動部材の外周側に位置する部分を従動部材に巻き締める付勢力を与える為の付勢力付与機構を連繋させたことを特徴とするギヤードモータ。

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