特許

J-GLOBAL ID：200903012770707530

予圧制御型スピンドルユニット

発明者： 甲斐 義章 ,  遠藤 克仁
出願人/特許権者： 東芝機械株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-229138
公開番号（公開出願番号）：特開2001-054803
出願日： 1999年08月13日
公開日（公表日）： 2001年02月27日
要約：

【要約】【課題】 簡単な構造で、軸受部分をコンパクトにでき、定位置予圧においても的確に予圧を制御可能にする。【解決手段】 対をなして回転軸1を支持するころがり軸受2、3の外輪2b、3bの間に設けられている外スペーサ7に沿ってペルチェ効果を有する熱電素子9を取り付ける。熱電素子9は、その吸熱側が外スペーサ7の表面に沿うように配置され、熱電素子9の発熱側には一定温度の冷却油を流す冷却路13がもうけられている。この熱電素子9に対し、回転軸1の回転数に応じて電流調整器10を制御装置12により制御して電源11から所定量の電流を流す。これにより外スペーサ7の温度を回転軸1の回転数に応じて低下させ、外スペーサ7の長さを短くして予圧を制御する。

請求項（抜粋）：

回転軸を支持する対をなすころがり軸受の内輪と外輪との間にそれぞれ設けられている内スペーサと外スペーサの長さを相対的に変化させて前記ころがり軸受に作用する予圧を制御する予圧制御型スピンドルユニットにおいて、吸熱側が前記内スペーサ及び外スペーサの少なくとも一方の表面に沿って取り付けられたペルチェ効果を有する熱電素子と、この熱電素子に対し所望量の電流を流すための給電手段と、前記熱電素子の発熱側に設けられた冷却手段と、を備えたことを特徴とする予圧制御型スピンドルユニット。

IPC (2件)：

B23B 19/02 ,  F16C 25/08

FI (2件)：

B23B 19/02 A ,  F16C 25/08 Z

Fターム (8件)：

3C045FD13 ,  3J012AB04 ,  3J012AB11 ,  3J012BB03 ,  3J012BB05 ,  3J012CB06 ,  3J012CB10 ,  3J012FB10

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平3-073205
  
• 特開平1-140314
  
• 特開平3-073205
  
• 特開平1-140314