特許
J-GLOBAL ID:200903012774322748

地図データ利用車両走行制御装置及び地図データ利用車両走行制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109615
公開番号(公開出願番号):特開平10-300481
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 縦断勾配が存在するカーブにおいても、確実に走行制御を可能とする地図データ利用車両走行制御装置及び地図データ利用車両走行制御方法を提供する。【解決手段】 現在位置取得装置12と地図データベース14とから自車の予想進路にあるカーブした道路の形状データを取得する。演算処理装置18では、形状データに含まれる縦断勾配、横断勾配のデータから、前輪、後輪にかかる前後力及び横力を演算し、また、路面μ取得装置16で取得された路面の摩擦係数μと前後輪にかかる荷重の路面に垂直方向成分とから発生可能な最大摩擦力を演算する。これら前後力、横力、最大摩擦力から横力余裕分を求め、さらに、自車に発生させてよい横力を求め、これに基づいて目標車速Vを演算する。目標車速Vに基づき、減速装置20、警報装置22により自車の車速制御を行う。
請求項(抜粋):
自車の予想進路にあるカーブした道路の縦断勾配を含む形状データを取得する手段と、前記カーブに進入した場合に、前記形状データに基づき自車の前輪・後輪それぞれに作用する荷重から、それぞれについて推定摩擦力を演算する推定摩擦力取得手段と、前記カーブに進入した場合に、前記形状データに基づき自車の前輪・後輪それぞれについて発生する前後力、横力を推定演算する手段と、前記推定摩擦力及び前記前後力、横力から、自車に発生可能な横力余裕分を推定演算する手段と、前記カーブを通過する際に自車に発生する横力が前記横力余裕分以下に収束するように自車速度を制御するかまたは運転者に車速調整警告を行う車速制御手段と、を具備することを特徴とする地図データ利用車両走行制御装置。
IPC (4件):
G01C 21/00 ,  B60K 31/00 ,  G08G 1/16 ,  G09B 29/10
FI (4件):
G01C 21/00 A ,  B60K 31/00 Z ,  G08G 1/16 D ,  G09B 29/10 A

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