特許
J-GLOBAL ID:200903012777832151

通過物体検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119596
公開番号(公開出願番号):特開平8-315286
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】メモリ容量が少なくてすみ、かつ構成が簡単な通過物体検知装置を提供する。【構成】前景ラインメモリ2に格納された最新の1ラインの映像信号と複数ラインの映像信号を平均した1ラインの映像信号を背景情報として背景ラインメモリ4に格納された1ラインの映像信号との差分を2値化回路6で2値化し、連続する2ライン分の2値化データをそれぞれ1ライン分ずつ一対のラインメモリ29a、29bに格納する。一対のラインメモリ29a、29b中の最新1ライン分の2値化データが格納されたラインメモリ中における背景情報に対応する2値化データの所属を、所属決定回路30によって該2値化データの直前位置に格納されている所属情報、または1ライン前の対応する位置に格納されている所属情報に基づいて割り付け、割り付けられた所属情報に更新し、更新された所属情報の消滅に基づいて物体の通過を検知する。
請求項(抜粋):
撮像装置から出力されてデジタルデータに変換処理された最新の1ラインの映像信号を格納する前景ラインメモリと、前記最新の1ラインの映像信号の直前に入力された複数ラインの映像信号を平均演算して算出した1ラインの映像信号を背景情報として格納する背景ラインメモリと、前記前景ラインメモリに格納された1ラインの映像信号と前記背景ラインメモリに格納された1ラインの映像信号との差分を演算し、かつ該差分を2値化する2値化回路と、連続する2ライン分の映像信号に対する前記2値化回路からの出力をそれぞれ1ライン分ずつ格納する一対のラインメモリと、前記一対のラインメモリ中の最新の1ライン分の2値化データが格納されたラインメモリ中における背景情報に対応する2値化データの所属を、該2値化データの直前位置に格納されている所属情報、または1ライン前の対応する位置に格納されている所属情報に基づいて割り付け、割り付けられた所属情報に更新していく所属決定手段と、物体の存在しない領域に割り付けられている所属情報の消滅に基づいて物体の通過を検知する検知手段と、を備えたことを特徴とする通過物体検知装置。
IPC (2件):
G08G 1/04 ,  H04N 7/18
FI (2件):
G08G 1/04 D ,  H04N 7/18 D

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