特許
J-GLOBAL ID:200903012784994027

電力変換器制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-195191
公開番号(公開出願番号):特開平8-065897
出願日: 1994年08月19日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 変換器運転中に1系列の通信回線に異常が生じた場合でも、制御装置は2重系で運転継続し、異常が復旧した際には系統に動揺を与えることなく系列並入が可能である信頼性の高い電力変換器制御システムを提供すること。【構成】 通信回線191、伝送制御回路26AA,26BA、制御装置200AA,200BAにより第1の制御系列が構成され、通信回線192、伝送制御回路26AA,26BBにより第2の制御系列が構成されている。直流電線路3の両端に接続された電力変換器1A,1Bは、正常時には第1または第2の制御系列のいずれかにより制御される。いま、第1の制御系列による制御中に第1の通信回線191に異常が発生したとする。この場合、200AA,26AB,192,26BB,200BBにより形成される制御系列により制御を行うことができる。あるいは、200AB,26AB,192,26BB,200BAにより形成される制御系列により制御を行うこともできる。
請求項(抜粋):
直流電線路の両端にそれぞれ接続され、一方が順変換器、他方が逆変換器として機能することにより相互間で電力の授受を行う2つの電力変換器と、第1の通信回線を介して両電力変換器の協調制御を行うことが可能な第1の順変換器制御装置及び第1の逆変換器制御装置からなる第1の制御系列と、第2の通信回線を介して両変換器の協調制御を行うことが可能な第2の順変換器制御装置及び第2の逆変換器制御装置からなる第2の制御系列と、を備え、正常時は前記両制御系列のうちのいずれか一方を用いて前記協調制御を行う電力変換器制御システムにおいて、前記第1の順変換器制御装置及び第1の逆変換器制御装置は、第1の通信回線に異常が発生した場合に、前記第2の制御系列が正常であることを条件に、第2の通信回線を介してそれぞれ第2の逆変換器制御装置及び第2の逆変換器制御装置との間で前記協調制御を行うことを可能にする第1の伝送路切換手段を有し、前記第2の順変換器制御装置及び第2の逆変換器制御装置は、第2の通信回線に異常が発生した場合に、前記第1の制御系列が正常であることを条件に、第1の通信回線を介してそれぞれ第1の逆変換器制御装置及び第1の順変換器制御装置との間で前記協調制御を行うことを可能にする第2の伝送路切換手段を有すること、を特徴とする電力変換器制御システム。
IPC (3件):
H02J 3/36 ,  G05B 9/02 ,  G05B 9/03
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-217816
  • 特開平4-372522

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