特許
J-GLOBAL ID:200903012789381155

産業プラントデータ分配装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-101913
公開番号(公開出願番号):特開平6-292272
出願日: 1993年04月05日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 周期的に送られてくるプロセスデータをアプリケーションが非同期で受け取るだけでなく、アプリケーションが要求した時点での最新データをも受け取ることができる産業プラントデータ分配装置を得ることを目的とする。【構成】 各産業プラントデータ分配計算機10に、同期データ受信要求受付手段9と同期プロセスデータ格納領域8を備えると共に、要求データ入力手段6とプラントプロセスデータ分配手段4に同期データ受信要求を処理する機能を付加することによって、アプリケーションが要求した時点での最新データを受け取れるようにした。
請求項(抜粋):
産業プラントからプラントプロセスデータを入力するプラントプロセスデータ入力手段と、前記プラントプロセスデータ入力手段が入力した全プラントプロセスデータのうちの最新のデータを格納するための全プロセスデータ格納領域と、前記全プロセスデータ格納領域に格納されたプロセスデータのうちから要求されたプロセスデータのみを分配するプラントプロセスデータ分配手段とを有する産業プラントデータ分配計算機と、前記プラントプロセスデータ分配手段にデータ項目を要求して対応するデータを受け取る要求データ入力手段と、前記要求データ入力手段が受け取ったプロセスデータのうち最新のものを格納するための要求プロセスデータ格納領域とを有し、プロセスデータをアプリケーションに供給する複数の産業プラントデータ利用計算機とがネットワークを介して接続して成る産業プラントデータ分配装置において、前記各産業プラントデータ利用計算機に、アプリケーションからの同期データ受信要求を受け付けて前記要求データ入力手段に通知する要求受付手段と、前記要求データ入力手段が同期プロセスデータを格納するための同期プロセスデータ格納領域を備え、前記要求データ入力手段は前記要求受付手段からの同期データ受信要求を受け取ると、要求されたデータ項目を同期データ受信要求であることを示す同期要求識別子と共に前記産業プラントデータ分配計算機のプラントプロセスデータ分配手段に送信し、前記プラントプロセスデータ分配手段は、同期データ受信要求を受け取ると、要求されたデータ項目に対応したプロセスデータを同期データ受信要求であることを示す同期要求識別子を付けて要求した産業プラントデータ利用計算機の要求データ入力手段へ送信し、前記要求データ入力手段は同期要求識別子が付されたプロセスデータを受け取ると、受け取ったプロセスデータを前記同期プロセスデータ格納領域に格納し、格納されたプロセスデータを前記要求受付手段がアプリケーションに供給することを特徴とする産業プラントデータ分配装置。

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