特許
J-GLOBAL ID:200903012792041616

発泡成形用金型の開放規制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-219220
公開番号(公開出願番号):特開平11-048254
出願日: 1997年07月29日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 上型と下型との間隔を常に一定として安定したガス抜きをなすと共に、該間隔の大きさを適宜調整して最適なガス抜きを行ない得るようにする。【解決手段】 開放規制装置32は、上型12に配設されて作動手段36により揺動変位させられる揺動レバー34と、揺動レバー34の揺動先端部に突出した状態で進退調整自在に配設される調整部材40と、下型14の開放端側部に配設された規制部材38とからなる。キャビティ18からガスを放出させる際は、クランプレバー22と係着部材26との係着を解除した下で、調整部材40の開放端部40aが規制部材38に当接する位置まで上型12を開放させると共にそれ以上の開放を規制して、上型12と下型14との隙間Sの大きさを、規制部材38と調整部材40との間隔の調整下に常に一定に規制する。
請求項(抜粋):
上型(12)と下型(14)とを一側端部で開放自在に枢着し、該上型(12)または下型(14)の開放端側部に揺動可能に設けたクランプレバー(22)を、対応の下型(14)または上型(12)の開放端側部に設けた係着部材(26)に係着させることにより該上型(12)と下型(14)の型締めを行ない、この型締め状態で内部のキャビティ(18)に注入した発泡材料を発泡させ、また前記クランプレバー(22)を揺動変位させることにより前記下型(14)から上型(12)を僅かに開放させて、両型(12,14)の間に形成された隙間(S)を介して前記キャビティ(18)内に発生したガスを放出させるようにした発泡成形用金型において、前記クランプレバー(22)に並列して配設され、適宜の作動手段(36)により揺動変位させられる揺動レバー(34)と、前記揺動レバー(34)の揺動先端部から内側に延出する突片(35)に配設され、該レバー(34)の揺動中心側に指向して進退調整自在に突出する調整部材(40)と、前記揺動レバー(34)と対応するよう前記下型(14)または上型(12)の開放端側部に配設され、該上型(12)の開放途次に前記調整部材(40)の開放端部(40a)に当接して該上型(12)の更なる開放を規制する規制部材(38)とからなり、前記発泡材料の発泡時には、前記上型(12)と下型(14)の型締め状態の下で、前記作動手段(36)により揺動レバー(34)を揺動させて前記調整部材(40)を係合部材(38)に近接させ、該調整部材(40)の開放端部(40a)を前記規制部材(38)の当接予定部位(38a)に対して所要の間隔(T)を保持して位置決めし、前記キャビティ(18)からガスを放出させる際は、前記クランプレバー(22)の前記係着部材(26)に対する係着を解除した下で、前記調整部材(40)の開放端部(40a)が前記規制部材(38)に当接する位置まで前記上型(12)を開放させると共にそれ以上の開放を規制して、前記隙間(S)の大きさを前記所要の間隔(T)により一定に規制するよう構成したことを特徴とする発泡成形用金型の開放規制装置。
IPC (3件):
B29C 33/26 ,  B29C 39/26 ,  B29K105:04
FI (2件):
B29C 33/26 ,  B29C 39/26

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