特許
J-GLOBAL ID:200903012793262349

テレフタル酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-005087
公開番号(公開出願番号):特開平8-193048
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 酢酸溶媒中で、重金属及び臭素から成る触媒の存在下、パラキシレンを分子状酸素含有ガスで酸化して粗テレフタル酸を得、これを高温高圧下で水に溶解して水溶液としたのち貴金属触媒と接触させて精製し、次いで降温させてテレフタル酸を析出させてテレフタル酸スラリーとし、固液分離してテレフタル酸結晶を回収し、これを乾燥して製品テレフタル酸とするテレフタル酸の製造法において、乾燥装置の高温部に腐蝕が発生するのを防止する。【構成】 乾燥装置のうち、テレフタル酸結晶の温度が100°C以上となる部分をニッケル基合金で製作する。
請求項(抜粋):
臭素および重金属からなる触媒が溶解している酢酸溶液が収容されている酸化反応帯域中にパラキシレン及び分子状酸素含有ガスを供給してパラキシレンから粗テレフタル酸を生成させる酸化工程、酸化工程で得られた粗テレフタル酸を水に溶解してテレフタル酸水溶液として白金族金属触媒と接触させる精製工程、精製工程を経たテレフタル酸水溶液から精製テレフタル酸結晶を生成させて母液から分離する晶析工程、及び晶析工程で得られた湿った精製テレフタル酸結晶を乾燥して製品とする乾燥工程よりなるテレフタル酸の製造方法において、精製テレフタル酸結晶の乾燥を100°C以上のテレフタル酸結晶と接触する部分の少くとも一部がニッケル基合金で製作された乾燥機を用いて行なうことを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07C 63/26 ,  B01J 23/44 ,  B01J 27/128 ,  C07C 51/265
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭53-071026
審査官引用 (8件)
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