特許
J-GLOBAL ID:200903012793750963

歯付ベルトの製造方法及びその製造方法に使用する帆布位置決め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-017987
公開番号(公開出願番号):特開平9-309157
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 伸縮性帆布のジョイント部を成形用金型の歯部成形用凹溝に動かないように位置決めする。【解決手段】 柔軟性を有する位置決め紐22の一端を成形用金型1の一端側に固定し、他端側を引っ張って位置決め紐22に張力を与え、この緊張状態の位置決め紐22で伸縮性帆布10のジョイント部12を押さえ付けて歯部成形用凹溝3に位置決めする。次いで、心体コードをスパイラル状に巻き付けた後、位置決め紐22の張力を解除して歯部成形用凹溝3から取り除く。その後、未加硫ゴムシートを心体コードの上から巻き付けた後、加圧加硫成形して円筒形状のスラブを成形し、スラブを所定幅に輪切りにして歯付ベルトを得る。
請求項(抜粋):
心体コードがベルト本体にベルト長手方向に沿って埋設されているとともに、多数の歯部が上記ベルト本体にベルト長手方向に所定のピッチで一体に成形され、かつ伸縮性帆布が歯部表面に被着された歯付ベルトの製造方法であって、筒状に縫い合わせてジョイントした伸縮性帆布と、多数の歯部成形用凹溝が外周面に周方向に所定のピッチでかつ周方向と直交する方向に延びるように形成された円筒形状の成形用金型とを用意し、上記伸縮性帆布を成形用金型に外嵌めしてそのジョイント部を歯部成形用凹溝に位置付け、次いで、柔軟性を有する位置決め紐を上記伸縮性帆布のジョイント部に対応させてその一端を上記成形用金型の一端側に固定した後、他端を上記成形用金型の他端側から引っ張ってその張力により上記ジョイント部を歯部成形用凹溝側に押し付けてジョイント部を動かないように歯部成形用凹溝に位置決めし、その後、上記心体コードを伸縮性帆布の上からスパイラル状に巻き付けた後、上記位置決め紐の張力を解除して位置決め紐を歯部成形用凹溝から取り除き、しかる後、未加硫ゴムシートを心体コードの上から巻き付けた後、加圧加硫成形により上記未加硫ゴムシートの一部を上記各歯部成形用凹溝に充填して内周面に周方向と直交する方向に延びる多数の内周歯を有する円筒形状のスラブを成形し、このスラブを所定幅に輪切りにすることにより、心体コードがベルト本体にベルト長手方向に沿って埋設されているとともに、多数の歯部が上記ベルト本体にベルト長手方向に所定のピッチで一体に成形され、かつ伸縮性帆布が歯部表面に被着された歯付ベルトを得ることを特徴とする歯付ベルトの製造方法。
IPC (6件):
B29D 29/08 ,  B29C 33/12 ,  F16G 1/28 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:08 ,  B29L 29:00
FI (3件):
B29D 29/08 ,  B29C 33/12 ,  F16G 1/28 Z

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