特許
J-GLOBAL ID:200903012799182720

発泡成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名嶋 明郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086266
公開番号(公開出願番号):特開平11-277634
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】ベントホールを金型面から省略した新規な金型装置を使用して、金型関連コストの削減、加熱冷却効率の向上、省エネルギ、サイクル時間の短縮化、乾燥後工程の省略、などが可能となる発泡成形方法を提供する。【解決手段】次の各工程を含む発泡成形方法。a)キャビテイをチャンバから気密に隔てた状態で形成する型閉工程。b)原料ビーズを差圧によって充填するとともに、金型装置全体を軟化、発泡しない温度に加熱する充填工程。c)充填された原料ビーズを軟化、発泡温度近傍に加熱するとともに、凝縮水を生成させる内部加熱工程。d)前記キャビテイ内の凝縮水を気化させ、原料ビーズを発泡、融着させる融着加熱工程。
請求項(抜粋):
裏面側にチャンバを配設した一対の金型で包囲して形成した発泡成形用キャビテイに原料ビーズを充填し、それを加熱、発泡させて発泡成形体となし、それを冷却してから離型して取り出す発泡成形方法であって、次の各工程を含むことを特徴とする発泡成形方法。a)前記金型を型閉して、前記キャビテイを前記チャンバから気密に隔てた状態で形成するとともに、そのキャビテイに直通した用役通路を形成する型閉工程。b)前記キャビティ内の圧力を大気圧以上の所定圧力に設定し、前記原料ビーズ容器内をキャビティ内圧力プラス0.5kg/cm2 未満の範囲に加圧して、その差圧によって原料ビーズを原料ビーズ容器からキャビティ内に送入、充填するとともに、前記チャンバには加熱スチームを送入してチャンバ周辺の金型装置全体を原料ビーズが発泡しない温度に加熱する充填工程。c)前記キャビテイにキャビテイ用用役通路を通じて原料ビーズの融着温度未満の温度の加熱スチームを送入して、充填された原料ビーズを加熱するとともに、キャビテイを包囲する金型面に沿って凝縮水を生成させる内部加熱工程。d)前記チャンバに原料ビーズの融着温度以上の加熱スチームを送入して、前記キャビテイ内の凝縮水を気化させ、原料ビーズの発泡、融着を進行させる融着加熱工程。
IPC (4件):
B29C 67/20 ,  B29C 33/04 ,  B29K 25:00 ,  B29K105:04
FI (2件):
B29C 67/20 E ,  B29C 33/04

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