特許

J-GLOBAL ID：200903012803612920

板状ワークの定位装置

発明者： 芹澤 祥吾 ,  細井 春治 ,  中村 弘洋
出願人/特許権者： 東芝機械株式会社
代理人 (1件)： 三好 秀和 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-335762
公開番号（公開出願番号）：特開平10-175135
出願日： 1996年12月16日
公開日（公表日）： 1998年06月30日
要約：

【要約】【課題】 動作速度が速く、高精度な定位操作を行え、しかも特殊な構造による特注品になることがなく、標準仕様品を利用でき、機械装置に対する装着性がよく、使途が広い定位装置を提供すること。【解決手段】 上面に板状ワークWを吸着するワーク載置台7のワーク吸着面9に、空気圧により板状ワークWをワーク吸着面9より浮上させるための空気吹出し口13を設け、ワーク吸着面9の下方には可動プレート19を有し、可動プレート19を回転移動、X軸移動、Y軸移動させる回転機能付きXYテーブル装置17を設ける。可動プレート19にはワーク吸着面9内に配置されて自由状態では上面37がワーク吸着面9より上位に位置するワーク吸着ピン37をばね33によってフローティグ支持する。

請求項（抜粋）：

上面に板状ワークを吸着するワーク吸着面を有すると共に、空気圧により板状ワークを前記ワーク吸着面より浮上させるための空気吹出し口を前記ワーク吸着面に有するワーク載置台と、前記ワーク吸着面の下方に配置された可動プレートを有し、前記可動プレートを前記ワーク吸着面と平行に移動させる移動テーブル装置と、前記可動プレートに取り付けられ、前記ワーク吸着面内に当該吸着面に対して相対的に平行移動可能に配置されると共に、上面が前記ワーク吸着面に対して出没可能になされたワーク吸着ピンと、を有していることを特徴とする板状ワークの定位装置。