特許
J-GLOBAL ID:200903012803852514

電圧源と流体リザーバの数を削減する動電操作を実行する微小流体回路設計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹下 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-588583
公開番号(公開出願番号):特表2002-532710
出願日: 1999年12月15日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】【課題】 電圧源と流体リザーバの数を削減する動電操作を実行する微小流体回路設計【解決手段】 動電的に操作される生物学的および化学的材料を、配分および混合するためのマイクロデバイス(microfabricated device)およびその方法を開示する。マイクロデバイス(5)は複数の材料を、そこを通して材料を移動する支流試薬チャネル(31a、31b、33a、33b、35a,35b、37a、37b、38a、38b、39a、39b)の電気抵抗により制御される容量割合で混合する。マイクロチップ(5)は、1つまたは複数の接続点(41、42、43、44、45)で結合する2つまたはそれ以上の支流試薬チャネルを含み、1つまたは複数の混合チャネル(36a、36b、36c、36d、36e)を形成する。チャネルの形状(長さ、断面等)を変更することにより、接続点において複数の試薬材料を混合し、それにより混合チャネル内の試薬材料の割合がチャネル形状と材料特性の比率に依存するようにできる。この方法は、外部配線方法およびマイクロチップの外部に対する電圧分割技術によらないマイクロチップ上の電圧分割を容易にする。必要な電圧分割を提供して、単一電圧源とスイッチを使用して動電弁動作を実行するマイクロチャネル設計についても述べる。さらに、最少数の流体リザーバを利用して流体動作を実行する設計についても開示する。
請求項(抜粋):
第1材料を含む第1リザーバと、 第2材料を含む第2リザーバと、 第3材料を含む第3リザーバと、 前記第1リザーバと流体連通している第1端を有する第1チャネルと、 前記第2リザーバと流体連通している第1端を有する第2チャネルと、 前記第3リザーバと流体連通している第1端を有する第3チャネルとを備えるものであり、 前記第1、第2および第3チャネルが、相互接続されているそれぞれの第2端を有して、接続点を形成し、 電圧源が前記第1、第2および第3流体リザーバに機能的に接続されて、前記第1および第2材料を前記第1および第2リザーバから前記第3リザーバ方向に動電移動し、 前記第1、第2および第3チャネルの長さと断面積、またはその組合せの寸法を、前記リザーバに対し電位を供給すると、前記接続点において第1比率で第1および第2材料の混合を実現する寸法としている、微小流体素子操作を実行する装置。
IPC (2件):
G01N 37/00 ,  G01N 37/00 101
FI (2件):
G01N 37/00 ,  G01N 37/00 101
引用特許:
審査官引用 (1件)

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