特許
J-GLOBAL ID:200903012806667947
画像データ処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松村 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-223740
公開番号(公開出願番号):特開平9-070038
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 画質向上の要因となる要素にデータ量を多く配分し、同一圧縮データ容量に対して従来に比べて視覚的画質の向上が図れるようにする。【解決手段】 ウェーブレット変換処理部12にて、画像データに対してウェーブレット変換を施し、複数の周波数帯域ごとの画像データを得る。次いで前画像データを複数画素から構成されるブロックに分割し、動き補償処理部18にて現画像データとの差分が最小となるベクトルを抽出し、動き量算出部19にてベクトルのスカラ量の総和で画面の動き量を算出し、圧縮画像データ制御部20にて、この動き量と圧縮データ量に応じて前記ウェーブレット変換後の周波数帯域の符号化を制御し、画面の解像度と秒間コマ数の重み付けを画面ごと、または画面内のブロックごとに制御する。この結果、動きの激しい画面またはブロックに対しては圧縮データ量を抑え、秒間コマ数を増やすとともに、静止画面またはブロックに対しては解像度を向上させるように、圧縮データ量を増やし、画質の向上を図る。
請求項(抜粋):
画面間の相関を利用した動画像信号の符号化による画像圧縮処理として、画像データを複数の周波数帯域ごとの画像データに分解するウェーブレット変換を用いる画像データ処理方法において、一定時間における画像データ量の配分を前記ウェーブレット変換に基づく段階的解像度多重化処理にて制御することによって、解像度と秒間コマ数とを制御し、静止した画像に対しては秒間コマ数を減少して解像度を高くし、動きの激しい画像に対しては解像度を低下させて秒間コマ数を増加するように画像データの処理を行うことを特徴とする画像データ処理方法。
IPC (3件):
H04N 7/24
, H03M 7/30
, H04N 1/41
FI (3件):
H04N 7/13 Z
, H03M 7/30 A
, H04N 1/41 B
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