特許
J-GLOBAL ID:200903012815879566

部分放電試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-269584
公開番号(公開出願番号):特開平11-108983
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 供試体から発生する部分放電パルスのみを正確に検出測定する。【解決手段】 供試体の部分放電を部分放電検出部5で検出し、その検出信号を測定ゲート9でゲートして得た測定信号S1を部分放電識別部6に供給する。ノイズ検出・マスク部7で一次側電源信号VBに重畳している電源周期に同期したノイズパルスを検出し、検出されるノイズパルスに対応して測定ゲート9を閉じるマスク信号MSKを発生する。部分放電識別部では、測定信号S1より部分放電パルスを検出してその検出パルス数の位相分布状態を測定する。コントローラ8では、その位相分布状態より、部分放電パルスと電源周期に同期していない突発的なノイズパルスとを識別する。これにより、供試体から発生する部分放電パルスのみを正確に検出測定することが可能となる。
請求項(抜粋):
試験用変圧器の二次高圧側に接続された供試体の部分放電を検出する部分放電検出手段と、上記部分放電検出手段の検出信号をゲートして測定信号を得るゲート手段と、上記ゲート手段からの測定信号より部分放電パルスと電源周期に同期していない突発的なノイズパルスとを識別する部分放電識別手段と、上記試験用変圧器の一次側に供給される一次側電源信号に重畳している電源周期に同期したノイズパルスを検出するノイズ検出手段と、上記ノイズ検出手段で検出されるノイズパルスに対応して上記ゲート手段を閉じるためのマスク信号を発生するマスク信号発生手段と、上記ノイズ検出手段、上記マスク信号発生手段および上記部分放電識別手段を制御するための制御手段とを備えることを特徴とする部分放電試験装置。

前のページに戻る