特許
J-GLOBAL ID:200903012821353592

押分け突起を有する脱毛装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-117566
公開番号(公開出願番号):特開平5-123215
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 挟み板の毛髪捕捉領域を拡張し、装置の経時的にむらのない作動をもたらし、脱毛開口部から離間した位置での挟み板同士の好ましくない接触を防止することを目的とする。【構成】 駆動軸7上に設けられた複数枚の円盤状の挟み板19と、補助軸21上に設けられた複数本の押分け突起41とを具え、前記押分け突起41により、前記各挟み板19が第1および第2の傾動軸線周りに捕捉位置から挟み位置へ傾動し、その捕捉位置へ傾動した挟み板19が、それに隣接して捕捉位置へ傾動した挟み板19へ挟持力を及ぼし、互いに隣接する挟み板19の各対19a, 19b、19b, 19c、19c, 19aにそれぞれ一本の押分け突起41a, 41b, 41cが対応しているため、各挟み板19がその両側に隣接する二枚の挟み板19と共働し、前記押分け突起41が、前記補助軸21上に互いに 120°の角度で突設されていることを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
少なくとも四枚の円盤状の挟み板を具え、前記挟み板が、ハウジングに対し回転可能な駆動軸に結合されるとともに、補助軸上に搭載された傾け部材によって各々、前記駆動軸に対し横切るように延在する傾動軸線周りに捕捉位置から挟み位置へ傾動することができ、前記挟み板が、前記捕捉位置では前記駆動軸に対し横切って位置する一方、前記挟み位置では前記ハウジングの脱毛開口部の近傍にて該挟み位置へ傾動した隣接する前記挟み板に対し挟持力を及ぼし、前記補助軸が、前記駆動軸の、前記脱毛開口部から離間する側方に位置して平行に延在する、脱毛装置において、前記補助軸が、互いに隣接して配置された前記挟み板の対の各々に対応する傾け部材を具え、二枚の他の前記挟み板の間に位置する前記各挟み板が、前記挟み板の並んだ二つの前記対に関して共通であり、前記補助軸と前記駆動軸とが、互いに等速度で回転でき、前記傾け部材が各々、前記補助軸と直角な方向へ延在する突起を有し、前記複数の突起が、互いに等しい角度αをなして連続し、前記角度αが、前記挟み板の前記各対を前記挟み位置に位置させる前記駆動軸の回転角度φに対し、φ<α<π-(φ/2)という条件を満たすことを特徴とする、脱毛装置。

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