特許
J-GLOBAL ID:200903012821736831

横葺き屋根構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 島田 義勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-061532
公開番号(公開出願番号):特開平5-230945
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】横葺き屋根板の接合部分の荷重による変形を防止し、耐風圧強度及び雨仕舞性能を高め、軒側から棟側へ、又は棟側から軒側へ、或いは任意の箇所から屋根を葺き得るようにする。【構成】横葺き屋根板2の棟側係合部4を、屈曲して外側立上り部42とで形成すると共に、吊子6の先端部の支持と軒側係台部5の先端の係止とを兼用する係合支持部47を設け、軒側係合部5を、内側に逆U字状に折曲させて係合溝51で形成し、この係合溝51の減圧空間溝内に臨む内壁部を棟側上方に折り返して係止部54とする。吊子6には、下地材上に固定される固定片部61と、立上り部63と、立上り部先端に前記内壁部45の係合支持部47と係止する係止片部64を一体的に設け、吊子を下地部材1上の所要箇所に予め固着しておくことで、方向性に拘束されずに作業性良く屋根面を形成させる。
請求項(抜粋):
軒棟方向の両側端部に軒側係合部と棟側係合部とを備えた横葺き屋根板を、互いに軒棟方向に隣合せて母屋等の下地部材上に敷設し、吊子を介して固定する横葺き屋根構造において、前記棟側係合部は、内側立上り部と、この内側立上り部の外側に減圧空間溝を介して形成され、かつこの減圧空間溝内に臨む係合支持部を備えた外側立上り部とを有し、前記外側立上り部は、前記減圧空間溝側の内壁部と外側の外壁部からなると共に、裏面側に吊子嵌合用空間部を有し、前記軒側係合部は、内側に逆U字状に屈曲させて前記棟側係合部の内側立上り部に係合する係合溝と、この係合溝の先端部を棟側上方に折り返して前記係合支持部に係止可能な係止部とを有し、前記吊子は、下地部材上に固定される固定片部と、立上り部と、係止片部とを有し、前記互いに隣合う下段の横葺き屋根板の棟側係合部の内側立上り部に、上段の横葺き屋根板の軒側係合部の係合溝を係合させ、この係合溝の内壁部に形成した係止部を前記下段の横葺き屋根板の軒側係合部の外側立上り部に形成した係合支持部に弾性的に支持すると共に、前記外側立上り部の吊子嵌合用の空間部を前記吊子に嵌合させて、前記係合支持部を吊子の係止片部に弾性的に係止させたことを特徴とする横葺き屋根構造。
IPC (2件):
E04D 3/363 ,  E04D 3/362

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