特許
J-GLOBAL ID:200903012822697350

生分解性乳酸系ポリマー組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 正広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-131420
公開番号(公開出願番号):特開平9-296102
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 透明性、柔軟性、耐衝撃性に優れる成形体の材料、特にフィルム、テープ、シートの材料として適した生分解性乳酸系ポリマー組成物を提供する。【解決手段】 (I) 〜(IV)のいずれかで示される、分子内に少なくとも3個のエステル結合を有する化合物のうちの少なくとも1種を含む乳酸系ポリマー組成物。(I) R1 OOC-L1 -COOR2(II) R3 OOC-L2 -COOR4(III) R5 COO-L3 -OCOR6(IV) R7 COO-L4 -OCOR8L1 〜L4 は、炭素数1〜10のアルキレン基又は炭素数6〜10のアリーレン基、L2 とL4 は、置換基としてエステル官能基を有する。R1 〜R8 は、アルキル基又はアリール基であり、R1 及び/又はR2 、R5 及び/又はR6 は、置換基としてエステル官能基を有する。
請求項(抜粋):
乳酸系ポリマーと、下記一般式(I) 、一般式(II)、一般式(III) 又は一般式(IV)で示される、分子内に少なくとも3個のエステル結合を有する化合物のうちの少なくとも1種とを含むことを特徴とする、生分解性乳酸系ポリマー組成物。一般式(I)R1 OOC-L1 -COOR2ここで、L1 は、単結合、炭素数1〜10のアルキレン基又は炭素数6〜10のアリーレン基であり、R1 〜R2 は、同一又は異なっていても良く、アルキル基又はアリール基であり、R1 〜R2 の少なくとも一方は、置換基としてアシルオキシ基、アルコキシカルボニル基又はアリールオキシカルボニル基を有する。ただし、R1 及び/又はR2 が、-CH(CH3 )COOR(Rはアルキル基又はアリール基)である場合を除く。一般式(II)R3 OOC-L2 -COOR4ここで、L2 は、炭素数1〜10のアルキレン基又は炭素数6〜10のアリーレン基であり、置換基としてアシルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、及びこれらいずれかの基で置換されたアルキル基のうちの少なくとも1種を有する。R3 〜R4 は、同一又は異なっていても良く、アルキル基又はアリール基である。一般式(III)R5 COO-L3 -OCOR6ここで、L3 は、炭素数1〜10のアルキレン基又は炭素数6〜10のアリーレン基を表わし、R5 〜R6 は、同一又は異なっていても良く、アルキル基又はアリール基であり、R5 〜R6 の少なくとも一方は、置換基としてアシルオキシ基、アルコキシカルボニル基又はアリールオキシカルボニル基を有する。一般式(IV)R7 COO-L4 -OCOR8ここで、L4 は、炭素数1〜10のアルキレン基又は炭素数6〜10のアリーレン基であり、置換基としてアシルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、及びこれらいずれかの基で置換されたアルキル基のうちの少なくとも1種を有する。R7 〜R8 は、同一又は異なっていても良く、アルキル基又はアリール基である。
IPC (2件):
C08L 67/04 KJV ,  C08K 5/11
FI (2件):
C08L 67/04 KJV ,  C08K 5/11
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 食品包装用フィルム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-050081   出願人:三井東圧化学株式会社

前のページに戻る