特許
J-GLOBAL ID:200903012831888990

車両用情報伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-227825
公開番号(公開出願番号):特開平8-098302
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 制御情報や状態情報を機器間で送受する信号の直列伝送手段を備えた固定編成同士を連結時する際にも、伝送制御を継続することができ監視機能が停止することがない鉄道車両用の情報伝送装置を提供すること。【構成】 伝送制御手段100は、伝送路8,9に送出される局番を認識する局番照合手段103と、通常の通信時に使用される第1の局番を登録した第1の局番リスト102と、予め想定した1編成の最大車両数より大きな車両数に割り当て可能な第2の局番を登録した第2の局番リストを備えている。車両の局番が重複する編成連結時等に、図示しない主局となる伝送制御装置は、連結相手の編成の主局の伝送制御装置に対して第2の局番を用いて呼びかける。この呼びかけに対して、局番照合手段103は、上記局番と上記第2の局番との照合を行い、一致すると、伝送制御装置の機能を主局から従局に変更し伝送制御を継続する。
請求項(抜粋):
複数車両を連結して固定編成をなす列車の各車両に分散配置される各機器間で制御信号ないし状態監視信号を直列伝送する伝送路と、上記伝送路を介して、各車両に配置された各機器の制御信号ないし状態監視信号の送受を行う伝送制御手段とを備えた車両用情報伝送装置において、上記伝送制御手段は、伝送路に送出される局番を認識する局番照合手段と、通常の通信時に使用される編成内の各伝送制御手段に唯一に設定される第1の局番と、複数の固定編成を連結することを含めて予め想定した1編成の最大車両数より大きな車両数に割り当て可能な第2の局番とを具備し、車両の局番が重複する編成連結時等に、上記局番照合手段は、伝送路を介して伝送された局番と上記第2の局番との照合を行い伝送制御を継続することを特徴とする鉄道車両用の情報伝送装置。
IPC (2件):
B60L 3/00 ,  H04Q 9/00 301

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