特許
J-GLOBAL ID:200903012837264123

テーパ周面切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031749
公開番号(公開出願番号):特開平10-225806
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 加工精度低下の回復が容易なテーパ周面切削工具を得る。【解決手段】 工具本体10に、その工具本体10の軸線に対して傾斜するとともに断面形状が矩形の傾斜溝130を形成し、先端部にバイトを保持したスライダ146を摺動可能に嵌合するとともに、傾斜溝130の開口部をカバー210により覆う。スライダ146の傾斜溝130の溝面134に対応するスライダ面を傾斜スライダ面とするとともに、楔板を、固定突片176,第一スペーサ180,ボルト190等の固定装置により固定する。摺動面の摩耗により、傾斜溝130の幅方向の摺動クリアランスが増大した場合には、第一スペーサ180を研削加工により薄くするか、予め準備された薄いものに交換することにより、楔板のスライダ146に対する長手方向の相対位置を変え、摺動クリアランスの増大を打ち消す。
請求項(抜粋):
一軸線に対して傾斜した傾斜溝を有するとともにその傾斜溝が各々長手方向に平行な平面である複数の溝面を有する工具本体と、前記傾斜溝内に、前記複数の溝面上を摺動可能に嵌合され、傾斜溝から突出した突出端部に刃具を保持するスライダと、前記スライダを前記傾斜溝内において移動させるスライダ駆動装置とを含み、前記工具本体と被加工物との前記一軸線のまわりの相対回転と、前記スライダの移動とにより、被加工物のテーパ周面を切削加工する工具において、前記スライダの、前記複数の溝面の少なくとも1つと対応するスライダ面が、対応溝面に対して前記傾斜溝の長手方向に傾斜した傾斜スライダ面とされ、それら対応溝面と傾斜スライダ面との間に形成される楔形の隙間にその隙間に対応する形状の楔部材が配設され、その楔部材が前記傾斜スライダ面に前記傾斜溝の長手方向の相対位置を調整可能に固定装置により固定されたことを特徴とするテーパ周面切削工具。
IPC (3件):
B23B 29/034 ,  B23B 5/38 ,  B23B 41/00
FI (3件):
B23B 29/034 Z ,  B23B 5/38 ,  B23B 41/00 B

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