特許
J-GLOBAL ID:200903012842879535

温度センサの異常検出方法および温度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-037100
公開番号(公開出願番号):特開平11-237286
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 温度スイッチは、作動温度を越えるとその抵抗値が著しく大きくなるという特性をもつ。また、断線発生時にはスイッチの抵抗値が無限大になる。断線と正常作動を確実に判別し、断線発生を確実に検出可能にする。【解決手段】 電圧検出部24は、温度スイッチRTの抵抗値を電圧値に変換する。履歴記憶部28は、電圧値が上昇して所定の上昇ゾーンを横切り、断線しきい電圧より上の断線ゾーンに進入するまでの電圧上昇履歴を記憶する。断線判定部30は、電圧上昇履歴を基に断線とスイッチ作動を判別する。電圧値が上昇ゾーンを飛び越えるようにして瞬時に横切った場合には、断線発生と判定される。例えば、上昇ゾーンの電圧値が検出されずに、いきなり断線ゾーンの電圧値が検出された場合である。一方、ある程度の時間をかけて電圧値が上昇ゾーンを横切った場合には、スイッチが正常作動したものと判定される。
請求項(抜粋):
温度に応じて抵抗値が変化する温度センサの断線の発生を検出する温度センサの異常検出方法において、温度センサの抵抗値が上昇して所定の断線検出基準抵抗を越えたときの抵抗上昇履歴を記憶する履歴記憶工程と、前記抵抗上昇履歴に基づいて、所定変化幅より大きな変化幅で抵抗値が瞬間的に急変化して前記断線検出基準抵抗を越えた場合には、断線が発生したと判定する断線判定工程と、を含むことを特徴とする温度センサの異常検出方法。
IPC (2件):
G01K 7/24 ,  G01K 7/00 311
FI (2件):
G01K 7/24 M ,  G01K 7/00 311
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-295425

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