特許
J-GLOBAL ID:200903012870100144

壜口と合成樹脂キャップの組合せ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233418
公開番号(公開出願番号):特開平9-058719
出願日: 1995年08月18日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】内圧や減圧のかからない容器の口部を密封できる構造であって、その構造が簡単でタンパーエビデント性能を有し、安価で取扱いが容易で、再キャップもできる壜口と合成樹脂キャップの組合せを提供すること。【解決手段】壜口部と、その外周部に設けられた2つの周溝、壜口天面および壜口内面と係合して装着される合成樹脂キャップの構造において、合成樹脂キャップは1ピースキャップからなり、上蓋部とタンパーエビデントバンド部と該上蓋部の下端と該タンパーエビデントバンド部の上端を円周状に連接する薄肉厚のサイドスコア部で構成される。材質は容器の壜口がガラス製、キャップはポリエチレン製である組合せがもっとも望ましい。
請求項(抜粋):
壜口部と、その外周部に設けられた上周溝および下周溝、壜口天面および壜口内面と係合して装着される合成樹脂キャップとの組合せ構造において、その合成樹脂キャップは1ピースキャップからなり、かつ上蓋部とタンパーエビデントバンド部および該上蓋部の下端と該タンパーエビデントバンド部の上端を円周状に連接する薄肉厚のサイドスコア部で構成され、前記上蓋部は、円形の天面周縁から垂下する筒状部と、該筒状部の下端周縁の一部に突設された鍔と、天面内面から垂下し壜口内径より自然状態では大きくて打栓により圧縮状態で壜口内部に密着嵌挿される内筒環状部と、前記天面内面に形成されて壜口天面と弾性変形して密着する少なくとも1つ以上のリング状突部と、前記筒状部の内壁の下端付近に壜口部の前記上周溝と係合するように設けられた突条とを備え、前記タンパーエビデントバンド部は、その内壁に壜口部の前記下周溝と係合する円周状の突リングと、該タンパーエビデントバンド部を縦断する薄肉厚の縦スコア部と、該縦スコア部の上端側部に隣接して前記サイズスコア部に設けられたツマミ部とを有し、更に、そのツマミ部と前記上蓋部とが、切断容易な細いブリッジで連接されていることを特徴とする壜口と合成樹脂キャップの組合せ構造。

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