特許
J-GLOBAL ID:200903012874067150

車両駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-150898
公開番号(公開出願番号):特開平5-338462
出願日: 1992年06月10日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】簡単な構成で、変速機のギヤ位置に係わらず、動力損失を低減した車両駆動装置を得る。【構成】内燃機関M1の動力を主変速機M2を介して一方の車輪に機械的に伝達し、また、内燃機関M1により液圧ポンプM4を駆動し、他方の車輪に設けられた液圧モータM5に圧液を供給する。そして、液圧ポンプM4から液圧モータM5に供給される圧液の流路に設けられ、液圧ポンプM4からの圧液を液圧モータM5あるいは低圧側に選択的に切換可能な制御弁M6を備えている。また、主変速機M2のギヤ位置を判断するギヤ位置判断手段M7を備えると共に、主変速機M2のギヤ位置に応じて制御弁M6の切換をデューティ制御して、液圧モータM5に供給する圧液量を低速ギヤ時には減少させる圧液量制御手段M8を設けた。
請求項(抜粋):
内燃機関と、この内燃機関によって発生された動力を主変速機を介して、左右前輪あるいは左右後輪の何れか一方に機械的に伝達する動力伝達機構と、前記内燃機関を動力源として圧液を発生する液圧ポンプと、前記左右前輪あるいは左右後輪の何れか他方の左右輪に対応して設けられ、前記液圧ポンプが発生する液圧によって前記左右輪をそれぞれ回転駆動する液圧モータとを備えた車両駆動装置において、前記液圧ポンプから前記液圧モータに供給される圧液の流路に設けられ、前記液圧ポンプからの圧液を前記液圧モータあるいは低圧側に選択的に切換可能な制御弁と、前記主変速機のギヤ位置を判断するギヤ位置判断手段と、前記主変速機のギヤ位置に応じて前記制御弁の切換をデューティ制御して、前記液圧モータに供給する圧液量を低速ギヤ時には減少させる圧液量制御手段と、を備えたことを特徴とする車両駆動装置。

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