特許
J-GLOBAL ID:200903012876524825

金属中心酸化による付加重合触媒の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-044341
公開番号(公開出願番号):特開平5-086120
出願日: 1992年01月16日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 金属中心酸化とカチオン錯体生成の双方を単一工程に含む、単純化した触媒製造法の提供。【構成】 式L1MXn+A-(1はアニオン性もしくは非アニオン性のリガンド;Mは触媒中の金属状態よりも1つ小さい酸化状態M*をもつ、周期律表の第4〜8族の金属;Xはハイドライド;ハライド;またはアルキル、アルケニル、シリル、ゲルミル、アリール、それらの混合物、および酸素、ハロゲン、窒素、リンおよび/または硫黄を含有するそれらの誘導体;n≦1;l+nはMの原子価より1だけ小さい;A-は1価アニオン)に相当する付加重合に有用な触媒の製造法。L1M*Xn+に相当する還元金属誘導体をカチオン性酸化剤、および適用性非配位性アニオンA-を含む且つM*をMに酸化することができ還元形体で生成触媒に非干渉性の酸化剤、と接触させる。
請求項(抜粋):
式L1MXn+A-(Lはそれぞれの場合独立にアニオン性もしくは非アニオン性のリガンドまたはリガンド系であり;Mは触媒中の金属の状態よりも1つ小さい酸化状態M*をもつ、周期律表の第4-8族の金属であり;Xはそれぞれの場合独立にハイドライド;ハライド;または20個までの炭素、ケイ素またはゲルマニウム原子をもつアルキル、アルケニル、シリル、ゲルミル(germyl)、アリール、およびそれらの混合物、および酸素、ハロゲン、窒素、リンおよび/または硫黄を含有するそれらの誘導体から選ばれた基であり;lは1より大きいか又は1に等しい整数であり;nは1より大きいか又は1に等しい整数であり、そしてlとnの合計はMの原子価より1つ小さく;そしてA-は1価の適合性の非配位性のアニオンである)に相当する付加重合に有用な触媒の製造法であって、該触媒を製造する条件下で式L1M*Xn(L、l、n、XおよびM*は前記定義のとおりである)に相当する還元金属誘導体を、カチオン性酸化剤および適合性非配位性アニオンA-を含み且つM*をMに酸化することができ還元形体で生成触媒に非干渉性の酸化剤と接触させる工程を含むことを特徴とする触媒の製造法。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/643 MFG
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特許第2545006号
  • 特表平1-501950

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