特許
J-GLOBAL ID:200903012881769518

リチウム二次電池用のリチウム金属リン酸塩正極物質のナノ粒子の合成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  蛯谷 厚志 ,  小林 良博 ,  出野 知
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-503671
公開番号(公開出願番号):特表2009-532323
出願日: 2006年04月06日
公開日(公表日): 2009年09月10日
要約:
【課題】本発明の主たる目的は、ソフト化学反応および低い焼結温度によって、優れた結晶化度および高純度のLiMPO4を得ることである。【解決手段】最終的には分離される、ナノ構造のかんらん石型リチウム金属リン酸塩(LiMPO4)物質(金属Mは、鉄、コバルト、マンガン、ニッケル、バナジウム、銅、チタンおよびそれらの混合物である)の調製方法が開発された。このポリオール法と呼ばれる方法は、適切な前駆体を、多価の、高沸点多価アルコール、例えば一般式HO-(-C3H6O-)n-Hを有し、式中n=1〜10であるグリコール、または一般式HOCH2-(-C3H5OH-)n-Hを有し、式中n=1〜10である他のポリオール、例えばトリデカン-1,4,7,10,13-ペンタオール中で加熱することからなる。結果として得られる物質を、リチウムイオン電池の正極物質として与える方法もまた開発された。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ナノ構造のかんらん石型リチウム金属リン酸塩(LiMPO4)粒子の製造方法であって、該方法はポリオール法を使用し、ポリオール法は、十分な量の前駆体を、高沸点の多価アルコール中で加熱しながら固体を沈殿させることを含み、該多価アルコールは、一般式HO-(-C2H4O-)n-Hを有し、式中n=1〜10であり、もしくはHO-(-C3H6O-)n-Hを有し、式中n=1〜10であるグリコール、または一般式HOCH2-(-C3H5OH-)n-Hを有し、式中n=1〜10である他のポリオール、例えばトリデカン-1,4,7,10,13-ペンタオールなどであり、金属Mは、鉄、マンガン、コバルト、ニッケル、バナジウム、銅、チタン、またはこれらの混合物であることを特徴とする方法。
IPC (3件):
C01B 25/45 ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/36
FI (5件):
C01B25/45 Z ,  C01B25/45 H ,  C01B25/45 M ,  H01M4/58 101 ,  H01M4/36 C
Fターム (17件):
5H050AA02 ,  5H050AA12 ,  5H050AA19 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA01 ,  5H050CB12 ,  5H050DA10 ,  5H050EA08 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050GA05 ,  5H050GA12 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA14 ,  5H050HA20
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 米国特許第5316877号明細書
  • 米国特許第5631104号明細書
  • 国際出願PCT/IB2006/050483号
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審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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