特許
J-GLOBAL ID:200903012897091210
熱式流量計とこれを用いた薬液注入装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-214539
公開番号(公開出願番号):特開2000-046609
出願日: 1998年07月29日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 使用環境温度に対して数%程度となってしまうスポット温度上昇信号の対雑音比を改善することで、より正確な熱式流量計測を行う。【解決手段】 流体の流速を測定するために流体に対してスポット温度上昇を行うために流路25の上流側に配設されるヒータ26hと、複数のサーミスタ26t-1、2を既知の距離Lで互いに離間して配設し、これらとは別に環境温度を測定するサーミスタ26eを流路の近くに配置して、差動入力流量信号の増幅器14によりサーミスタ26t-1、2とサーミスタ26eの差分を増幅することにより、スポット温度上昇分のみの信号成分を取り出し、この信号に基づいて、検知時間差Δtを演算し、距離Lを時間差Δtで割ることで、求める流速を演算する。
請求項(抜粋):
流路内を流れる流体の流速に対して前記流路の横断面積を乗ずることで前記流体の流量を測定するめに、前記流路の上流側に配設されることで前記流体に対してスポット温度上昇を行う加熱手段と、前記加熱手段の下流側に所定距離離間して配設され、前記スポット温度上昇による上昇温度までの経過時間を検出して前記流速を求めるための少なくとも1つの温度検出手段とを備えた熱式流量計において、前記流路の近傍に配設される前記温度検出手段と、前記スポット温度上昇の影響を受けない部位において配設されることで環境温度を測定する環境温度測定手段とを備え、前記温度検出手段による前記検出の出力と、前記環境温度測定手段による環境温度の測定結果の出力間の差分信号に基づいて、前記経過時間を求め、前記距離を前記経過時間で割ることにより求める流速を演算する制御手段とを具備し、環境温度変化の影響を最小にすることを特徴とする熱式流量計。
IPC (3件):
G01F 1/68
, A61M 5/00 310
, A61M 5/00 320
FI (3件):
G01F 1/68
, A61M 5/00 310
, A61M 5/00 320
Fターム (15件):
2F035EA01
, 2F035EA05
, 2F035EA09
, 2F035FA08
, 2F035FB03
, 4C066AA09
, 4C066BB01
, 4C066CC01
, 4C066DD07
, 4C066EE01
, 4C066FF03
, 4C066HH30
, 4C066QQ25
, 4C066QQ53
, 4C066QQ55
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