特許
J-GLOBAL ID:200903012910381478

移動局の電力制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-305374
公開番号(公開出願番号):特開平9-148986
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 移動局における消費電力の節減をより効果的に行って、移動局の通話時間の増長を図った移動局の電力制御システムを提供する。【解決手段】 移動局2の送信パワーレベルを示す信号S1を送信する基地局1と、受信機4と送信機5と制御装置6とを備えた移動局2とで構成されている。信号S1を移動局2の受信機4が受信すると、制御装置6のレベル判断部60が信号S1のパワーレベルを判断する。信号S1が最大パワーレベルを示しているときには、移動局2の受信電力レベルを示すRSSI信号Rが比較部61に出力され、この受信電力レベルと記憶部62のしきい値Tとが比較される。受信電力レベルがしきい値T以上あるときには、電力制御部63の制御で送信機5が信号S2を最大パワーレベルよりも低い第2のパワーレベルで送信する。また、受信電力レベルがしきい値Tより低いときには、送信機5が信号S2を最大パワーレベルで送信する。
請求項(抜粋):
移動局からの信号を受信可能な受信手段、及び受信した信号の受信電力レベルに基づいて、複数段に設定されたパワーレベルのうちの一のパワーレベルを選択し、そのパワーレベルを示す信号を送信可能な送信手段を含む基地局と、上記基地局からの信号を受信可能な受信手段、上記基地局に信号を所定のパワーレベルで送信可能な送信手段、及び上記受信手段で受信した信号が示すパワーレベルで送信するように上記送信手段を制御する制御手段を含む移動局とを具備する移動局の電力制御システムにおいて、上記移動局の制御手段は、上記複数段のパワーレベルのうちの最大のパワーレベルとその一段低いパワーレベルとの間に、中間パワーレベルと、この中間パワーレベルに対応した当該移動局での受信電力レベルに対するしきい値とを設定し、基地局からの信号の受信電力レベルが上記しきい値以上のときに、上記中間パワーレベルで送信するように上記送信手段を制御し、上記受信電力レベルが上記しきい値より低いときに、上記最大のパワーレベルで送信するように上記送信手段を制御する機能を具備するものであることを特徴とする移動局の電力制御システム。
IPC (2件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 1/04
FI (2件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 1/04 E

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