特許
J-GLOBAL ID:200903012922956280

光学ガラス素子の成形用金型及び光学ガラス素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-101176
公開番号(公開出願番号):特開平5-294642
出願日: 1992年04月21日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】高温度でもガラスに対して化学的に不活性であり、ガラスの成形面となる部分が充分硬く、擦傷等の損傷を受けにくく、高温での成形により成形面が塑性変形や粒成長を起こさず、繰り返し成形が行えるように耐熱衝撃性が優れ、超精密加工が行えるように加工性に優れている光学ガラス素子の製造。【構成】金型母材11のプレス面に窒化膜、炭化膜あるいはほう化膜と白金族合金膜とを交互に積層した多層膜12を形成して光学ガラス素子のプレス成形用金型を作製し、この金型を用いて高融点のガラスをプレス成形する。窒化膜、炭化膜あるいはほう化膜と白金族合金膜とを交互に積層することによって、窒化膜、炭化膜あるいはほう化膜の優れた耐熱性と白金族合金膜のガラスに対する非反応性を兼ね備えた金型を提供し、高融点ガラスを繰り返しプレス成形し、高精度の光学ガラス素子を作製することを可能とした。
請求項(抜粋):
光学ガラス素子の形状に高精度に加工した、タングステンカーバイド(WC)を主成分とする超硬合金、チタンカーバイド(TiC)あるいはチタンナイトライド(TiN)を主成分とするサーメットまたはWC焼結体からなる母材の成形面に、窒化膜、炭化膜あるいはほう化膜と白金族合金膜とを交互に積層した多層膜が形成されていることを特徴とする光学ガラス素子の成形用金型。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-093430
  • 特開昭63-050335
  • 特開昭63-050334
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