特許
J-GLOBAL ID:200903012923047038

自動車用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-276038
公開番号(公開出願番号):特開2001-097028
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 エンジン36の冷却水の温度が低い場合でも、自動車室内の温度を上昇させて電熱ヒータ5a、5aへの通電停止を可能にし、バッテリー34に過度の負担をかける事を防止する。【解決手段】 ダクト22内に配置した暖房用熱交換器1aのコア部2に、上記冷却水を流通させると共に、上記電熱ヒータ5a、5aを組み込む。この電熱ヒータ5a、5aへの通電を制御する為の制御器31に、上記コア部2の風下側の空気温度を検出する温度センサ30の検出信号を入力する。上記制御器31は、この空気温度が高くなった場合に、上記電熱ヒータ5a、5aへの通電量を減少させるか、通電を停止する。
請求項(抜粋):
自動車室内の暖房に供する為の空気を流通させる為のダクトと、このダクト内に送風する為の送風機と、このダクト内に設けられて上記空気を加温する為の暖房用熱交換器とを備え、この暖房用熱交換器は、互いに間隔をあけて配置した1対のヘッダと、それぞれの両端開口部をこれら各ヘッダ内に通じさせた複数の伝熱管を有し、上記両ヘッダ同士の間に設けられたコア部と、このコア部を構成する何れかの伝熱管同士の間に配置された電熱ヒータとを備えたものである自動車用暖房装置に於いて、上記ダクト内で上記コア部の風下側部分に設けられ、このコア部を通過した空気の温度を検出する温度センサと、この温度センサの検出信号に基づいて上記電熱ヒータへの通電を制御する制御器とを備え、この制御器は、上記コア部を通過した空気の温度が高い場合に、上記電熱ヒータへの通電量を減少させるか若しくはこの電熱ヒータへの通電を停止する事を特徴とする自動車用暖房装置。

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