特許
J-GLOBAL ID:200903012925639790
タイヤ特性予測方法、空気入りタイヤおよびプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-360405
公開番号(公開出願番号):特開2003-159916
出願日: 2001年11月27日
公開日(公表日): 2003年06月03日
要約:
【要約】【課題】タイヤに発生するき裂に基づくタイヤの耐久性能を有限要素法を用いて予測するに際し、き裂の先端に特殊な要素を用いて有限要素モデルを作成する必要がなく、予測を従来に比べて短時間に行なうことのできるタイヤ特性予測方法、空気入りタイヤおよびプログラムを提供する。【解決手段】予測対象タイヤを表した有限要素タイヤモデルと、このタイヤに発生する欠陥領域の部分を表した有限要素欠陥モデルとを作成する工程と、タイヤモデルに境界条件を与えてタイヤモデルの変形計算を行なう工程と、この計算結果から、タイヤモデル上の欠陥モデルの対応位置における対応物理量の組を取り出す工程と、この対応物理量の組を境界条件として欠陥モデルの変形計算を行なう工程と、この変形計算結果に基づいて、マテリアルフォースを算出する工程と、このマテリアルフォースを用いて、タイヤ特性を予測する工程とを有する。
請求項(抜粋):
タイヤ特性を予測するタイヤ特性予測方法であって、タイヤ特性を予測する予測対象タイヤを表した、複数の有限要素からなるタイヤモデルと、このタイヤに発生する欠陥領域の部分を表した、複数の有限要素からなる欠陥モデルとを作成するモデル作成工程と、前記タイヤモデルに境界条件を与えて前記タイヤモデルの変形計算を行なうタイヤモデル変形計算工程と、変形後の前記タイヤモデルの各有限要素に生じる物理量の組の中から、前記タイヤモデル上のタイヤ断面内の、前記欠陥モデルに対応する位置における対応物理量の組を取り出すタイヤ物理量取得工程と、この取り出された対応物理量の組を前記欠陥モデルの境界条件として、前記欠陥モデルの変形計算を行なう欠陥モデル変形計算工程と、この変形計算の結果に基づいて、下記式(1)に従って演算を行う演算工程と、この演算工程で算出された演算結果を用いて、タイヤ特性を予測する予測工程とを有することを特徴とするタイヤ特性予測方法。【数1】
IPC (4件):
B60C 19/00
, G01M 17/02
, G06F 17/50 612
, G06F 17/50 680
FI (4件):
B60C 19/00 Z
, G06F 17/50 612 H
, G06F 17/50 680 Z
, G01M 17/02
Fターム (2件):
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