特許
J-GLOBAL ID:200903012935510973

超電導線材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-191043
公開番号(公開出願番号):特開平5-012941
出願日: 1991年07月05日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 結晶粒界が少なく高臨界電流密度を有する超電導線材の製造方法の提供。【構成】 まず、Yb2 O3 、BaOおよびCuOの平均粒径1μm以下の各粉末をYb:Ba:Cu=1:2:3に乾式混合し、これに酸化銀を10wt%添加したものを内径10φ、外径14φ、長さ7cmの銀製(Ag-Pt10wt%)のパイプに詰め込み、このパイプを伸線機で伸線して外径 100μmの銀シース線を作製する。次いで、作製した銀シース線の1mを外径50φ、高さ10cmのアルミナ製の円筒に巻き付け、これを1000°Cまで急速昇温し、10分後に 960°Cまで20°C/minで冷却し、さらに 870°Cまで1°C/hで徐冷した後室温まで炉冷して酸化物超電導線材を得る。
請求項(抜粋):
酸化物超電導材料を充填した金属パイプに伸線処理を施して金属シース線を作製し、該金属シース線を熱処理することにより 123相結晶組織を生成させる酸化物超電導線材の製造方法であって、上記酸化物超電導材料としてYb1-x Cax Ba2 Cu3 O7-z (x≧0)の微結晶粉末、またはYb2 O3 、CaO、BaOおよびCuOの所定比率混合粉もしくは焼結体、またはYb2 O3 、CaOおよびBax CuyOz (x、y、z≧0)の所定比率混合粉もしくは焼結体、またはYb2 Ba1 CuO5 およびBax Cuy Oz の所定比率混合粉もしくは焼結体を用い、1000°C以下の熱処理によって 123相結晶組織を生成させることを特徴とする超電導線材の製造方法。
IPC (6件):
H01B 13/00 565 ,  B21F 19/00 ZAA ,  C01G 1/00 ZAA ,  C01G 3/00 ZAA ,  C04B 35/00 ZAA ,  H01B 12/04 ZAA

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